1月11日、ありがたい事に初日のチケットが取れたので観劇して来ました。お席は良席ではなく3階サイド席。いやいや椅子付き立見席でしょ?ここも〜と言うくらい座ると普通に見えない…でもそんな事はどうでもいいくらいとにかくカッコ良かった‼️当たり前だけど初見だし歴史も特に詳しくないしとにかくシカゴのギャングなんでしょ?ヒトラーの歴史に置き換えた音楽劇なんでしょ?くらいで予習もせずに本番に臨んでしまった…。
わからないまま、ジェームズブラウンの音楽に乗せられセクシーでカッコイイ剛くんをオペラグラスでガン見しストーリーの展開に驚いて声を上げてしまったり、もう気持ちは大忙し…。

そんな中、
何度か観客を大衆に見立てて煽られたり
賛同を求められるような演出がある。
そしていつの間にか洗脳されている自分に
気づいてゾッとする。
カッコイイ、魅力的だと、思ってたウイは
どんどん登り詰め気付けばウイではなくヒトラーに見えてくる。すごい演出。

初回見ただけでは私はまだ何も理解出来ておらず
洗脳され扇動された事に気付いた程度だけど
舞台の上のアルトゥロ剛くんは悪に染まることを
ヨシとしたわけでもなく彼なりの不安もあり
それでも大衆の前に立ち続ける市場の人にも見えるわけで。今、こんな不安定な時代だからこそ見る価値があるんだろうな、そして結果的に悪に導く事になったとしてもその人たらしがないと成立しないわけで。奥が深すぎて早くまた見たいと思わずにはいられない〜千秋楽が来る頃にはいったいどんな舞台に進化してるんだろうか。