マダム・ウェブ
マーベルコミック原作作品
スパイダーマン関連のキャラクター
ですが日本ではあまり有名では無いキャラクターだと思いますし、自分もそこまで詳しくは無いです
一応マーベルのスパイダーマン関連だし、アメコミヒーローという事にになるのかな?
ただマーベルコミック原作でアメコミヒーローと言ってももMCU作品を展開しているディズニーマーベルの製作ではなく、スパイダーマン関連の権利を持っているソニーの製作
この辺はややこし話ですが、なるべく簡潔に説明すると、マーベルはアイアンマンやアベンジャーズ等のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース世界観を共有するマーベル原作の作品群)を始める前に、経営難の時期があり、その時にスパイダーマンとその関連のキャラクターについての映画化の権利をソニーに売却しています
それ以降ソニーは独自でスパイダーマンの映画を作ってきました
トビー・マグワイア版スパイダーマン1、2、3で成功を収め、4を作ろうとしますが頓挫
その後すぐにリブートしてアンドリュー・ガーフィールド版のアメイジング・スパイダーマンを作製しますが、間を開けずのリブートだった事もあり、思うようにヒットせず、2まで作製してストップしてしまいます
その後MCUの人気が上昇してきた所でスパイダーマンを登場させたいマーベル側とスパイダーマンをどうにかしたいソニー側で被害が一致したことで歴史的な契約が結ばれ、MCUにトム・ホランド版スパイダーマンが登場し、その後トム・ホランド版スパイダーマンシリーズが作られ、MCUのキャラクターも登場する事になります
そしてソニーは盛り上がってきたスパイダーマンに合わせてヴェノムやモービウスというスパイダーマン関連のキャラクターの作品を作製し、現在もクレイブン・ザ・ハンター等の作品を作製中です。
これらの作品は現時点では作品ごとに関連があるのかとか、MCUの世界なのか、それ以外の世界なのかとか、作中で明言や、公式に発表はありませんが、ソニーとしては恐らくいずれユニバース化し、関連付けたいのだろうと思われます
そしてマダム・ウェブもそんなソニーのスパイダーマン関連のキャラクター作品となります
このマダム・ウェブは他のヒーローとは違い、スーパーパワーで戦うというキャラクターという感じでは無くて、予知能力を使ったりします
その辺がアメコミヒーローになるのかな?という所です
逆に今までのヒーローとは違ったキャラクターなので、どうなるかと楽しみでもありました
しかし今作は特に先に公開されたアメリカで酷評され、興行収入も惨敗しています
ただ実際に見た感想だと個人的にはそこまで酷評する程では無かったかなぁ〜と
絶賛とはいきませんが割と面白かった気が?
評判が悪い理由さ恐らく能力が前記の通り予知能力とかなので、今までのヒーローとはタイプが違っているのが原因かも?
敵を倒すようなヒーロー映画を期待していたらちょっと違ったみたいな?
どっちかと言うとサポートキャラって気がしますしね
逆に言うとそれをメインにしたという所で今までとはまた違ったキャラクターで良かった所はあると思うんですけど
まぁそれ以外にも突っ込む所やこうしたら?みたいな所もあるし、手放しで面白かったという作品では無いのは確かですが
その辺を少し語ると、能力を得る設定というか世界というかなんと言うかは難しい所ですが、その辺がよくわからないし、少しチープ
最後の姿も少しチープに見えました
後はサスペンス的な雰囲気をうたってた割にはその辺は少し中途半端だったかも?
今までに無いキャラクターなんだからサスペンス風にするならそっちにもっと思い切ってしても面白かったかもしれません
その辺のヒーロー映画とサスペンス映画の間というか、中途半端な感じが良くなかったのかな?
採点 3.5点
もう一息というのはありますが、言う程悪くは無いかな?
でもヒーロー映画が多数ある中で、過去にある面白かった作品と比べると劣るのは確かかなと思いますが、でもその辺は比べてはいけないような気も?
ソニーのスパイダーマン関連の作品はモービウスもしかり、ちょっと評判が良くないですが、ユニバース化等のを含めた今後の展開はどうなっていくのか?
今作については他の作品とは関わりの無い独立した作品と言われています
確かに時代設定も他のどの作品と合わないような?
果たして今後はどうなるのか?
お願いだからソニーの悪い癖を出さないで、ゆっくり、しっかり良い作品を作って行って欲しい所ですが・・・