現象に意味はない
「人生で起こること全てに意味がある」という類の話は、誰でも一度は聞いたことがあると思います。
僕は「人生で起こること全てに意味はない」と思っています。
正確に言えば、起こっていることは全てただの「現象」であって、
そこに意味を持たせているのは自分自身です。
例えば「雨が降る」という現象が起こります。
それに対して、
「外で遊びたかったのに!」とガッカリしている小学生。
「この靴履いていきたかったのにな〜!」とデートにお気に入りの靴を履いていくのを断念した大学生。
「家族の洗濯物が溜まっているのに外干しできないじゃない!」と苛立っているお母さん。
このように雨が降ることをネガティブに捉えている人がいる一方で、
「運動会が中止になった!ラッキー!」と喜んでいる中学生。
「雨の日は仕事にならないから今日は休み」と久しぶりの休日が確定した外壁塗装の人。
「雨のおかげでようやく農作物に水分を与えることができる」と安堵している農家の人。
と、雨が降ることをポジティブに捉えている人もいる訳です。
このように「現象」自体には意味はなく、それを良いか悪いか判断しているのは自分です。
しかも、それは不変的なものではなく、同じ現象でも立場や状況によって簡単に変わります。
サラリーマン時代の上司
現象に意味はないけれど、意味を持たせているのは自分。
つまり「どんな出来事も自分で好きな意味を持たせることができる」ということです。
今、あなたの周りに嫌な人はいますか?
僕はサラリーマンの若手時代に、物凄く嫌な上司がいました(笑)
当時はパワハラが日常茶飯事に行われていた時代背景もあり、厳しく指導されることに対しては耐性はありました。
しかし、厳しいとかそんなレベルではない上司に出会ったのです。
どんな上司かと言うと、
・パチンコで負けた翌日は朝からめちゃくちゃ機嫌が悪い。
・朝礼担当として考えてきた内容を発表したら「はい、全く意味がわかりませーん」と言い放つ。
・倉庫に閉じ込めて1時間以上、怒りに任せて説教してくる。
・ミスをすると「お前は使えない」を連発してくる。
・怒鳴り散らす。
・実写版ジャイアン。
・そのくせクレームが来たら逃げる。
これは、ほんの一例です。まだまだありますがこのくらいにしときます(笑)
僕に限ったことではなく、若手の男性社員は皆同じような扱いを受けていました。
朝礼担当の日は朝から胃が痛くなっていたのを覚えています。
このような上司の元で2年ほど働いた訳ですが、この時に僕は心に強く決めたことがあります。
それは、
「僕はこんな上司には絶対にならない!」
と言うことです。
これがその後のサラリーマン時代の僕のポリシーの元になっていきます。
この出会いにも意味があった
僕は、この上司のことが物凄く嫌でした。
何が嫌だったのかを具体的に挙げると、
・自分の機嫌で部下に対する態度が変わるところ
・人のことを「使えない」と言うところ
・怒りのコントロールができないところ
・部下には偉そうなくせに上司にはヘコヘコしているところ
・いざという時に逃げるところ
こちらも挙げればキリがありませんので、このくらいにしときます(笑)
僕のように、上司に厳しさを超えた指導を受けて育ったサラリーマンは、
自分が出世して同じ職位になった時に、だいたい2パターンに分かれます。
①自分が上司に受けた指導方法と同じように部下に接する。
②自分が上司に受けた指導方法が嫌だったから違ったアプローチで部下に接する。
どちらが正解とは言いませんが、僕は絶対的に後者の考えでした。
「自分がされて嫌だったことを部下にしたくない」
その思いが強かったです。
おかげさまで、自分が同じ職位になった時に反面教師として大いに参考にさせていただきました。
その頃の経験があったから、
「スタッフが気分良く仕事ができる環境をつくる」
というポリシーを持ってサラリーマン時代は働くことができました。
このように物凄く嫌な出会いと思えたことにも、ポジティブな意味を持たせることができました。
嫌な人と出会う意味は、
「嫌な部分を感じて、自分を見つめ直すこと」
なのかもしれませんね。
僕は、WEB集客のみで勧誘しないドテラのネットワークビジネス(MLM)を行なっております!
ドテラのMLMを通して『3つの自由』を手に入れることを目標に取り組んでいます。
3つの自由とは、
⒈健康的自由
⒉時間的自由
⒊経済的自由
です。
このように聞くと、自分のことばかりで利己的だと思われる方もいると思います。
しかし僕は、まずは自分が幸せでなければ、利他的になれないと思っています。
自分が満たされていなければ、本当の意味で与えることはできない。
そしてドテラを広めることで、社会貢献ができると確信しています。
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