コミットとは何か？
CMでも、「コミット」という言葉を良く耳にするようになった。
そう、あの有名なジムのCMの「結果にコミットする」だ。
この「コミットする」という言葉は、広告代理店用語で、
代理店マンの若い人が、良く上司から「コミットしろ！」等と言われたり、
「お前はコミットの意味分かってるのか？」等と罵倒される。
一般的には、単に「その仕事に関わる」程度の意味としか捉えられて
いないのではないだろうか？勿論、意味としては大して間違いではない。
正確な意味としては、「約束や責任を伴った関わりあい」という事になる。
しかし、起業を目指す貴方なら、もっと、その上を目指して行こう。
単なる仕事上のコミットとしては間違いないが、自分の会社の経営だったら？
社運を掛けたクライアントとの事業だったら？
その先の展望を予測し、その予測に対する仮説を立て、仮説に向かったプランを提案する。
そして、それが始まったら、現在の状況はどの様な状態であるか、逐一確認し、
その結果から、さらに対応策を考え迅速に投入する。
そうして常に最善の結果を出して行く事を「コミット」すると言う。
単に約束するなら、誰にでも出来るのだ。それをコミットと言われては困る。
例えば、商品の販売であれば、アフターフォロー（クレーム対応や説明）や
2次サービス（修理やオプション、）への対応という事が最後までコミットした事になる。
何れも、「その商品やセッションに対する」、という事が大事だ。
貴方なりに「コミット」の真の意味を捉え、誰にも負けない、自分だけのオリジナルのコミット力を持とう。
成功イメージとは何を言うのか？
事を行う前に、必ずイメージがそこにあるか？
イメージを行う事が出来るのであれば、それは成功に近いかもしれない。
イメージが出来ない事であれば、それは、貴方に向いていない可能性がある。
イメージという言葉の意味は、人によって受け取り方が様々あるかもしれない。
ここで言うイメージは、目を閉じ、暗闇の中に、まるで夢を見ているかの如く、
自分の姿と、その様子がリアルに再現されているかどうか？
これを初めてイメージと呼ぶ。
イメージ、何となく想像出来る、というのは、イメージでは無いので、注意が必要だ。
まるで、本当に見たかの如く、過去に実際に経験していて、その時の記憶が蘇ったかと
思える位の鮮明なビジョンが見える事が大切なのだ。
日常の小さな事から訓練してみよう。
例えば、何か物を買う時、どれにしようか迷ったら、イメージしてみよう。
それが手に入って、鮮明に、生活のシーンでそれが存在しているイメージが
出来ようになれば、それは間違いなくイメージが出来ている。
常に生活や仕事の中で、何か行動する前に、どの様な内容になるか、
映像としてイメージしてみよう。鮮明なビジョンになり、イメージした通りになれば、
イメージを具現化する力が養えた証拠だ。
倹約の必要性と社長という事
大体、豪邸に住み、派手な生活を送っている様子が映し出される。
有名ホテルの社長や、お菓子通販で成功した社長等だ。
一見すると、社長は儲かる、豪邸や高い車が手に入る、といった
錯覚に陥りがちだ。勿論、大成功すれば、それは夢ではないだろう。
しかし、良く考えて欲しい。ここに映し出される社長とは、TVとして
放送した時に「面白く映る」という事が前提なのだ。確かに成功して
その地位や財産を築いたかもしれない。間違ってはいけないのが、
社長=贅沢出来る、ではないのだ。事業発展の為に、会社をしっかりと
支えて行かなければならない。それが社長だ。実際、成功者がいれば、
敗者はそれ以上にいる、という事実を忘れてはならない。一時は成功し
派手な生活で話題を集めた起業家も、今では事業が失敗し、どん底の
人生を歩んでいる、そんなTV番組を見た事はないだろうか？
我々は、光と影は常に紙一重だ、という事を肝に銘じる必要がある。
万が一、事業が苦境に立たされた時に、実力を発揮出来るだろうか？
それが社長の手腕なのだ。事業を細くとも長く継続できるだろうか？
先見の目で、必要なタイミングで必要な資金を投入できるだろうか？
倹約し、必要な時にリスクオフ出来る判断や体制がでるだろうか？
それこそが、求められるスキルなのだ。
贅沢する為に儲けたいのなら、社長になるのはやめたほうがいい。
よっぽど掛け持ちで仕事した方が儲かるだろう。あるいは個人で儲かる
仕事は沢山ある。何も社長になる必要はないのだ。何の為にその事業を
起こし、その為の会社を設立し、代表になるのか？筋の通った理由が
必要なのだ。
日本庭園が美しい、純和風霊園 相模原の霊園「紅葉亭」