中国仕入れ あるある その1.
~ 納品編 ~
中国仕入れの商品の流れは、おおまかに下記の通り。
(代行業者 現地パートナー)
② 中国から発送 → 通関
③ 商品到着
初心者が心折れる第一関門が、
『 中国から荷物が始めて届いた時 』
まずは、無事に届いた事を喜ぼう(笑)
中国から商品が発送されると、
②のように、かならず税関を通るわけですが、
中国の税関と、日本の税関。
ふたつをクリアして、商品はあなたの元ヘやってくるのです。
普通の事なんですが、中国輸入ではここで商品が留ってしまい、
なかなか手元に届かないというケースが多々あります。
税関で留るケースは、開梱検査をされているからです。
わたしの経験上、中国からの荷物は7~8割の割合で
税関で開梱されています。
そして、違法な輸入をしていない事が確認されたら、
無事通関です。
違法な輸入 = ニセモノ。
以前から書いていますが、あきらかにブランド物の偽物じゃなくっても、
知らずに偽物を仕入れている場合だってあるので要注意です。
怪しいものには手を出さない!
そして、③
実際に、はじめて商品が届いたー!!
この時の、ちょっとした衝撃……
まず、届いた段ボール箱が、日本の郵送概念を覆す……汚さ!
もうね、箱の角が角じゃなくて丸くなってるし、
どんだけ荒っぽく扱ってるんですか!?って言いたくなりました。
中身がアパレルなどの布製品ならまだしも……壊れ物だったらどーするんだ??
*こうゆう事情もあって、始めて仕入れるものは、
「軽い、小さい、壊れない」が理想♡
そして、その 汚い段ボール箱を恐る恐る開けてみる ^^;
ここから、検品作業です!
自分が仕入れた商品は、間違いなく揃っているか?
数、カラーなど、実際に届いた物と、注文した物を、
照らし合わせながらチェック。
わたしは、代行さんに依頼した際のオーダーシートを印刷して、
それを片手に確認作業をしていました。
例えば「黒Sサイズ:2点、白Mサイズ:3点 計5点」 で注文した商品が、
平気で「黒Sサイズ1点、白Sサイズ4点 計5点」 で届いたりもします。
合計数があってたらOK!……なわけない(lll-ω-)
数量検品は、代行会社の中国倉庫や、現地パートナーさんに
中国国内で完結してもらわない事には、
日本に届いた後の返品交換は、まず無理だと思いましょう。
ほとんどの代行業者が基本検品はやってくれますが、
それでも(検品したにもかかわらず)間違って届いている物もあります。
しかし、代行業者さんやパートナーさんと良い関係を築くのが、
中国輸入ビジネスを成功させる大きなカギと言っても過言ではありません。
間違って届いたからと言って、キレてはだめですよ(笑)
次はこうして欲しいという風に伝えればOKです。
そして、一番心が折れる問題。
『 手にとって品質を見たとき 』
いや、全てでは無いですからね。
中にはめっちゃいい~♡っていう品質の物もあります
が……
少ないのが事実です。
特にアパレルは、縫製のいい加減さに、誰もが1回は泣くと思うんです。
注文する時に見たサイトの写真とは、かけ離れていたり……もザラ。
ボタンが取れかけていたり、
新品なのに汚れがついてたり。
あ、やる気が失せました?? ^^;
でも!!
ここを越えなければ中国輸入は出来ません。
最初は、届いた段ボールの汚さと、
商品のクオリティの低さに、誰もが心折れるはず!
あるある ですから!!
わたしも含め、今中国輸入で成果を出されている人はみんな
超えてきた最初の壁です。
売上を伸ばせば、自分の力で品質改善も夢じゃない(=OEM)!
心折れる前に、さくっと検品、手直しをしてFBA倉庫へ送り込みましょう♡
手直しっていうのは、チクチク針と糸で……ってそこまではしなくていいんだけど、
糸くずやホコリの付着なんかだと、コロコロをかけるだけでも除去できるし、
飛び出た糸をチョキンと切り取る事ぐらいはすぐにできる。
お客様が受け取った時、嫌な気分になるような商品は納品しない!
これが基本です。
上記のような精密検品(少しの手直し含む)も、
代行会社によっては有料でお任せ出来る所もあるので
継続して販売する商品は検討してみてもいいですね ^^
ただ、はじめて入れる商品は、やっぱり自分の目で見て、
手で触れて確かめたい!ってわたしは思っています。
商品ページを作りこむ時の参考にも非常に有効です。
商品の細部のディテールまで詳しく判るわけだから、
丁寧な出品ページを作成、より詳細な画像をアップして
ライバルに差を付ける!
ここでも、
マイナス要因を自分だけの
プラスの発想に変えていく
これが、1つの成功の秘訣なのです☆
ちなみに、我が家では、納品作業は子どもが寝静まったあとにやります。
リビングにダダ―っと商品がばらまかれて、
一つ一つ捌くかんじです(笑)
子どもいたら、喜んで、間違いなく邪魔されます ^^;
わが家では というのは、主人も検品&納品作業は、やってくれます。
中国輸入をはじめた年にわたしが妊婦さんだったので、
その時から検品、納品は、進んで手伝ってくれていました。
会話を楽しみつつ、商品をぼやきつつ、
検品するのも楽しいものです♪
商品が届いた日の晩は、「 納品祭り 」 と呼んで、
二人で作業をしてますよ ^^
好きな音楽を流したり、
撮りためた録画を見ながら、
ぜひ楽しんで、第一関門をかならず乗り越えてくださいね。
そして、
届いたその日にすぐ行動!!
明日に納品を持ちこさない。
家に置かない。
これが売れるコツ です。