ガイナックス破産 | 日刊タカナリ

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〈アニメ制作会社ガイナックス、破産を報告〉



今月7日、アニメ制作会社である株式会社ガイナックスは、5月29日に東京地方裁判所に破産を真立し、受理された事を報告した。

「新世紀エヴァンゲリオン」や「トップをねらえ!」、「ふしぎの海のナディア」や「天元突破グレンラガン」など、ヒット作にも恵まれながら、会社経営陣の会社を私物化したような無策な運営により、経済状態が悪化してしまったのが原因。


現在「エヴァンゲリオン」関連の権利を保有している株式会社カラーからの支援や協力で業務立て直しを計ったが、改善することはなかった。

尚、ガイナックスが保有していた作品の権利等は、すでにカラーに譲渡されたとのこと。



経営不振は前から言われていて、元社員であり、現カラーの代表である庵野秀明さんが経営回復に協力し、支援や提案をしていたみたいですが、結果破産になってしまったのは残念でなりません。


この発表の後、カラーからも補足という形で今回の件のコメントが公開され、それも読みましたが、改めて破産に納得出来ました。庵野さんが作品とクリエイターの事を考えて業務改善の提案してるのに、それを無視したらダメですよ。意地張ってたのか、プライドが高すぎたのか。案の定破産してるし。


庵野さんが動いてくれた事で守られた作品は多くあるでしょう。ガイナックスに任せてたら作品の権利が優良でない会社に行った可能性があったのではないでしょうか。そう考えるとゾッとします。

とりあえず今権利はカラーにあるようなので一安心。


「今までありがとうございました。お疲れ様でした。」

と本当なら言いたいとこなんですが、破産理由が自業自得なものなので、素直にお礼を言う事が出来ません。


経営陣はダメダメでしたが、作品は名作だらけ。

作品にはこれからも会社関係なく輝いていてほしいですね。




以上。


今週の気になったニュースでした。