VS 制御不能のロボット軍団。
「タイタンフォール 巨神降臨」
理由もわからずロボットとの戦闘を強制された軍人達は、戦いながらこの町とロボットの秘密を知ることになる。』
2020年公開。
監督:ライアン・ステイプル・スコット。
脚本:ライアン・ステイプル・スコット、アーロン・ミルテス。
出演:ライアン・メリマン、ジェイミー・コスタ、サラ・J・バーソロミュー、ケイト・ブラゼル。
同名の人気ゲームが存在しますが、それとは全く関係ありません。
共通点はロボットくらいですね。
そのロボットが思いの外カッコいい。
ガンダムやトランスフォーマーみたいなスーパーロボットではなく、作業用ロボットに武器を取り付けたような機体です。
大きいのは鈍いですが火力は高く、小さいのは火力はそこまでではありませんが、素早いので対人兵器としては結構厄介です。
虫みたいだったので、ワラワラと群がってきたのは気持ち悪かったです。
終盤には人間が乗り込むパワードスーツみたいなのも登場します。
これもロボット好きにはたまりません。身に付ける系の武装大好き。
ただ細かい所でおかしな点がちらほら。
大きいロボットの存在に近距離じゃないと気付かなかったり、ロボットが出てくる所がロボットより小さかったり、ロボットをより理解している部下を切り捨てる上司の無能さなど、ロボットのビジュアルが良かった分、悪い所も結構ありましたね。
何故足音や目視で大きいロボットが来ている事に気付かないんだ。
あと記憶を消す意味が分かりません。
余計な感情を入れないためでしょうけど、この戦いはロボットのための戦いのため、兵士の記憶を消す意味はありません。消すなら最初じゃなくて最後。
記憶消したせいで、軍人達は全員バカになってます。ナタでロボットに斬りかかるくらいです。
そんなバカを“敵”に設定して何の意味があるのか。
期待はしないで見ましたが、思った以上に違和感が残る作品でした。
ロボット自体は好きなんだけどなぁ。