2つの流星が、悪を裁く。
「ファイナル・ドラゴン」
『弱きを助け、悪者を改心させながら放浪の旅を続ける侠客・梅星河。
ある日彼はある人物に案内され、病に臥せっていた“天魔剣”の花無病に会いに行った。そこで彼は、自身に毒を盛った妻の殺害を依頼された。』
1977年公開。日本劇場未公開。
監督・製作:ロー・ウェイ。
脚本:古龍。
出演:ジミー・ウォング、ラン・イーリー、ジュエ・リンロン、マー・ケイ、トン・リン、ジャッキー・チェン。
当時大人気だったジミー・ウォング主演作品。
ジャッキー・チェンも出演していますが、当時はまだブレイク前で、他の主演作の評判も良くなかったため、この作品では終盤以外ではあまり目立った活躍はしていません。
アクション自体は申し分ありません。
花無病のとこの力試しだったり、四天王との戦いは見応えありました。
ジミーとジャッキーの対決もちゃんとあります。
ブレイク前とは言え、やはりジャッキーのアクションはカッコいいですね。見応え抜群です。
ちなみに、身近なものを使ったり、変な動きで敵を倒すなどのコメディさはありません。
あと、毒での死に方は作り物でも気持ち悪かったですね。
驚いたのが梅星河の必殺技“奪命流星”。
天下無敵の技で、過去に出したのは2度だけという必殺技ですが、これには正直笑いました。とんでもない必殺技でした。
2つの鉄球から繰り出される2つの流星。
まさかの攻撃でした。あれはどういう仕組みなんだろうかw
ジャッキー主演作品ではありませんが、吹き替えが、池田秀一さん、石丸博也さん、玉川砂記子さん、櫻井智さん、堀内賢雄さん、樋浦勉さんと豪華だったので、最後まで楽しめました。
私は割と好きですね。