マイル22 | 日刊タカナリ

日刊タカナリ

おすすめの映画やマンガ、製作したプラモ、イラストを紹介していきます。
※あくまで個人的な感想なので、参考程度にご覧ください。

任務:8時間以内での国外亡命。



「マイル22」




『CIAの中でもトップクラスの能力を持つエージェントであるジェームズ・シルバ。極秘部隊“オーバーウォッチ”実動部隊のリーダーとして、その日はFSBの米国内のアジトを急襲。奪われた放射性物質“セシウム”を取り返すため、敵を射殺していった。

しかし敵の中には、部隊が全く知らない情報が存在していた。』



2019年日本公開。

監督:ピーター・バーグ。

脚本:リー・カーペンター。

原案:グラハム・ローランド、リー・カーペンター。

出演:マーク・ウォールバーグ、イコ・ウワイス、ジョン・マルコヴィッチ、ローレン・コーハン、ロンダ・ラウジー、ナターシャ・グズスカヤ、テリー・キニー、プールナ・ジャガナサン、サム・メディナ、アレクサンドラ・ヴィーノ、エミリー・スケッグス、ニコライ・ニコラエフ。


CIA軍事機関“グラウンド・ブランチ”に所属するエージェントの活躍が描かれた作品。

奪われた大量のセシウムを奪還するため、CIA戦術部隊は、所在を知っているとされる元警官の亡命を手助けする事になる。



亡命の制限時間は8時間。
その間に22マイル(約35km)を移動し、亡命用の飛行機に乗せないといけません。
しかし敵の激しい妨害により予定は狂い、想定外の被害が出てしまいます。

銃撃戦になりますが、これがやりすぎってくらい激しいです。
車も店も爆発しますし、民間人がいてもお構い無しで撃ちまくります。
マンション内は女の子が犠牲になりそうでハラハラしました。良かった、撃たれなくて。

そもそも女の子出す必要あったのか?



セシウムの所在を知っている元警官役はイコ・ウワイスで、劇中でかなり激しいアクションをしています。

検査中に殺し屋2人に狙われるも返り討ちにしたり、マンション内で部隊を助けたりと、主人公かってくらい目立った活躍をしていました。中国映画かと思いました。
こいつ1人で部隊倒せそうw



ただ嫌だったのが主人公シルバの異常さ。

怒りをコントロールすることが難しいらしく、ちょっとした事ですぐに怒り、思い付く事をすぐに口に出し、早口で相手を責め立てます。こういう人って、相手が冷静に話しても聞く耳待たないでしょうね。大抵自分の考えが正しいと思っているでしょうし。

戦闘シーンは良かったんですが、これがずっと続いていたのはかなり嫌でした。
ずっと「うるせぇ黙れ!」って思ってました。


驚いたのがラスト。まさかの結末でした。
なんて運が悪い。というか、そんな重要人物がいるのをなんで把握していなかったんだ。

こういうの好きな人もいるでしょうけど、私はあまり好きではありません。
続編が予定されているようですが、この結末はどちらかと言えば2でやるべきでは?



アクションは見込み抜群。

ですが、キャラクターとストーリーはいまいちでした。
シルバに対して仲間が共通して“異常者”という印象なの笑った。