突然の減税 | 日刊タカナリ

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今週気になったニュースはこちら。




〈岸田首相、来年からの定額減税の意思を表明〉



今週26日。

税収増に伴う還元策を巡り、政府与党政策懇談会が首相官邸で開かれた。岸田首相は、来年6月に1人あたり4万円の定額減税を行う事を表明。さらに、低所得世帯には、1世帯あたり7万円を給付すると明言した。

減税額などを盛り込んだ経済対策は、11月2日に取りまとめる模様。



正直何も信用していません。今さらだし、急すぎます。

野党からは「呼び方を気にして急いで減税に走ったのではないか」「選挙目当てではないか」と批判の声が上がっていますが、今回ばかりはその通りだと思います。「減税すれば国民も支持してくれるだろう」という考えなのでしょう。非常に浅はかです。


「スピード感をもって支援していきたい」と言っていますが、それなら6月ではなく今すぐやるべきです。物価高、ガソリン代高騰などで苦しいのは今なんです。今さらスーパーを確認して「高い」と言うのは遅すぎます。全くスピード感なんてありません。国民からヤジが飛んだ時点でもっと危機感を持つべき。


「所得税減税は1年が基本」というのも意味がわからない。その基本を押し付けないでもらいたい。

ここからも選挙しか考えていないのが分かります。なんというセコさ。

どうせ減税なんて大してする気ない。頭の中では、いかに国民から税金をむしり取るかしか考えてない。


国民に減税を千ラつかせればすぐに支持されると思ったら大間違いです。国民はこれまでの政府の失態や愚策を忘れてはいません。バカにするのはやめていただきたい。


元明石市長・泉房穂さんも言ってました。

「総理は“総理になりたかっただけ”で、今は“より長く総理でいたいだけ”というのが本音だろう。」

本当に、その通りだと思います。



以上。


今週の気になったニュースでした。