平成ジェネレーションズ FOREVER | 日刊タカナリ

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※あくまで個人的な感想なので、参考程度にご覧ください。

仮面ライダーは虚構の存在なのか。



「平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー 平成ジェネレーションズ FOREVER」



『仮面ライダージオウ/常磐ソウゴは、未来から来たゲイツとツクヨミに追いかけられていた。しかしソウゴは何故か記憶を失くしていて、ゲイツとツクヨミだけでなく。自身が仮面ライダーであることも忘れてしまっていた。
そこにアナザーデンライナーが墜落。
その中から現れたアナザー電王が2人に襲いかかった。』



2018年公開。

監督:山口恭平。

脚本:下山健人。

原作:石ノ森章太郎。

出演:奥野壮、犬飼貴丈、押田岳、赤楚衛二、大幡しえり、渡邊圭祐、高田夏帆、武田航平、水上剣星、福崎那由他、斎藤汰鷹、大東駿介、佐藤健、石丸謙二郎、生瀬勝久。



「平成ジェネレーションズ」シリーズ3作目。
平成最後の劇場版仮面ライダー作品。

仮面ライダーが虚構の存在になってしまった世界に危機が訪れた時、本物の仮面ライダーが姿を現します。

公開時期で言うと、ビルドが終わり、ジオウの放送が始まって少しした辺りです。ジオウ本編でいつの間にか持っていたダブルライドウォッチはここで手に入れています。



メインのストーリーはジオウに寄っていて、クウガ・電王・ダブルの要素が盛り込まれています。(ダブル要素は少なめ)
ビルドは巻き込まれた形ですね。

イマジンが絡んでいるのに加え、対象者の願いがなかなか複雑なため、時間の整合性などを考えるとなかなかに混乱します。(ビルドとジオウの存在理由とか)

その願いは、ファンなら誰しも1度は考えるものですね。
だけど、あまりにも自分勝手で周りを考えていなかったので、その行動には共感出来ませんでした。



ストーリーには思う所がありましたが、人類の、世界の危機に集う平成仮面ライダー達には、胸が熱くなりましたね。
これぞヒーローです。

中でも注目なのは電王。
なんと野上良太郎:佐藤健が出演していました。
これには驚いたと同時に感激しました。「またライダーを演じてくれてありがとう!」という気持ちです。
出演の仕方も納得。
今の佐藤健ならあれの方が違和感ないですね。



ただ、個人的にはダブル大好きなので、ダブルもちゃんと話に絡ませて欲しかったです。ダブルウォッチだけでなく、ガイアメモリと当時のキャストを出すとか。 

あと、タイムジャッカーのティードの存在理由。
他のタイムジャッカーは彼をどう思っているのか、彼はどうしてライダーの世界を消そうとするのか、彼は今まで何をしていたのか。
いきなり登場したので、単純にそこが気になりました。



ライダーファンが大絶賛なのも納得。
いつまでもライダーのファンでいいと認められました。

電王はいつ見ても異質すぎて好きw