二重スパイ | 日刊タカナリ

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※あくまで個人的な感想なので、参考程度にご覧ください。

その男は、北から亡命したように見せかけた。



「二重スパイ」



『北朝鮮のスパイであるイム・ビョンホは、北朝鮮からの亡命を装って韓国に潜入。国家安全企画部の取り調べをパスし、韓国側の信頼を獲得した。

そんなイムはある日、イムは同じく韓国に潜入していたユン・スミと接触。恋人に偽装することになった。』



2003年公開。

監督:キム・ヒョンジョン。

脚本:ペク・スンジェ、キム・ジョンヘン、チョン・ユンソプ、シム・ヘウォン、キム・ヒョンジョン。

出演:ハン・ソッキュ、コ・ソヨン、チョン・ホジン、ソン・ジェホ、リュ・スンス。



北朝鮮から韓国に潜入したイム・ビョンホは、周囲の信頼を獲得しながら、国の重要情報に近付いていきます。

軽く情報入れてから見たんですが、それでもなかなか難しい作品でした。何の説明もないまま淡々と話が進行するので、その時の状況や立場を忘れそうになりました。
ながら見はキツいかも。



意外だったのが、仲間である北の女スパイ ユン・スミとラブロマンスに発展し、それがメインになっていた事。

諜報戦がメインと思っていたので、そこは意外でした。結構本気になっていて、すごい嫌な予感がしました。スパイもので恋愛が成就したとこをあまり見た事がありませんし。
そして注目していた諜報戦ですが、正直あまり盛り上がらなかったですね。結構あっさりしてたし、最後とかバタバタだし。



ラストは想像通りだったんですが、イムはこの事を予測出来なかったんですかね。今まで上手くいってたんだから、あのイムならもっと上手くやりそうに思うんですけど。

女スパイもそうなんですが(というかコイツ考えが甘い)、ちょっと色恋に弱すぎるのではないでしょうか。そういう訓練しなかったのか?イメージですご、あの国はそういうのしなさそうですね。



思っていた話と違ってましたし、思ったより暗い話でしたね。