ある運び屋の人生最大の賭け。
「ジャッキー・ブラウン」
『メキシコの航空会社に勤めているスチュワーデスのジャッキーは、武器商人オデールの運び屋を密かにやっていた。しかしジャッキーはある日、オデールを追っていた捜査官に逮捕されてしまった。
その際にジャッキーは、捜査官からオデール逮捕に協力するよう求められた。』
1998年公開。
監督・脚本:クエンティン・タランティーノ。
出演:パム・グリア、サミュエル・L・ジャクソン、ロバート・フォスター、ロバート・デ・ニーロ、ブリジット・フォンダ、マイケル・キートン、マイケル・ボーウェン、クリス・タッカー、トミー・タイニー・リスター・Jr.。
クエンティン・タランティーノ監督作品。
武器密売人オデールの売上金の運び屋をしていたスチュワーデスのジャッキー。
しかしある日、ジャッキーは警察に逮捕され、捜査官に密売人の逮捕に協力するよう強要されてしまう。
人生をやり直したかったジャッキーは、ある計画を提案します。
何にも情報入れずに見たんですが、これに関しては「どういう話か」というのを頭に軽く入れてから見た方がいい気がします。私だけかもしれませんが、キャラクターの関係性や話の内容なんかを理解するのに少し時間がかかりました。
途中まで、「何をやってるんだ、この人達?」となってました。
簡単に言うとこの作品は騙し合いの話で、主人公はジャッキーです。ジャッキー以外のキャラクターもジャッキーと同じくらいスポットが当たっていて、どうなるか分からない作りになっていますが、ジャッキーを中心に見ていれば、話がある程度入ってくるのではないでしょうか。
オデールとか保釈金融業者のマックスの事情なんかも面白いんですけどね。そこに集中しすぎるのはマズイと思いますね。
面白かったのは終盤の作戦。
3つの視点で描かれていて、見ていくうちに徐々にどういう状況になっていたのかが分かってきます。
この見せ方は非常に面白かったです。
それにしても、オデール以外の2人バカすぎない?
1人は後先考えてないし、もう1人はそれやればどうなるか分かってないし。
そりゃあオデール大激怒だわ。
タランティーノ作品なんで結構小ネタも散りばめられているそうです。
それを見つけなから見るのも楽しいのではないでしょうか。