プレデター2 | 日刊タカナリ

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※あくまで個人的な感想なので、参考程度にご覧ください。

プレデター、大都会に現る。


「プレデター2」


『1997年、ロサンゼルス。
コロンビア人麻薬組織を追うハリガン警部補は、ダニー刑事とレオナ刑事と共に組織のグループと銃撃戦を繰り広げていた。
警察の劣勢であったが、ハリガンの捨て身の策により、グループをビルへと追い込んだ。突入の機会を伺っていると、上層階で突如爆発が起こった。
ハリガン達はすぐにビルに突入。そこには、「別の誰か」に殺されたような死体が散乱していた。』




1990年公開。

出演:ダニー・グローヴァー、ゲイリー・ビジー、ルーベン・ブラデス、マリア・コンチータ・アロンゾ、ビル・パクストン、ケント・マッコード、ロバート・ダヴィ。


プレデターが今度はロサンゼルスに出現。
市民を恐怖に陥れます。



最初はジャングルに出現したプレデターですが、今度は街中に現れます。
現れますが、無差別に襲うわけでなく、武器を持った者を狙ってるみたいです。あとは、自分に攻撃を加える者。
普段は風景と同化して見えなくしていますが、少し歪んだりもしているので、違和感に気付く人もいます。ハリガンも違和感には気付きました。

さらに、プレデターが戦う理由も見えてきました。
要は「狩り」をしています。
プレデターは狩人で、人間が標的です。
生きるための戦いでもありますが、「より多くの人間を」「より強い人間を」倒すことにより、自分の力を誇示したいというのも、戦いの理由としてあると思います。
「強さの象徴」として、戦った者の頭蓋骨が登場しています。その中には、あの「エイリアン」もいました。
それくらいの強さだったようです。

そして、「戦士」としての誇りみたいなものもあるみたいで、子どもや女性は殺しません。
こういう昔ながらの戦士みたいな姿勢、個人的には好きですね。



舞台が街中というのがまたいいですね。
前回はジャングルで、ジャングルならではの戦い方を見ることが出来ましたが、今回は街中ということで、新たな戦い方を見ることが出来ました。
やはり戦い方に幅が出ますね。部屋の中であったり、地下鉄であったり。
そして全て風景と同化しているので、いきなり現れて人が殺されれば、周りの人々は当然パニックになります。
これはかなり恐いですね。しかも、皮を剥がされたり、頭引き抜かれたりしますからね。
一瞬ですがゾッとします。



そんなプレデターに、最終的にはハリガン一人で立ち向かいます。
この戦いも非常に熱かったですし、迫力もありました。そして派手です。

最初の麻薬組織のグループとの戦いも、銃を撃ちまくり、車は爆発します。
ハリガンの戦い方や、警部補自ら率先して仲間のために道を作る姿は、非常にカッコいいですね。ついていきたくなる気持ちがわかります。

プレデターを見つけた後も、仲間のために戦います。
自分よりも仲間のため。
多少捜査が乱暴というのはありますが、非常に信頼できる上司です。
こんな人がたくさんいればなぁ。



前回も非常に良かったですが、今回のも非常に面白かったです。

ジャングルと街中。

どちらでもパニックですし、どちらも面白い。

正直個人的には、「エイリアン」より好きですね。