「Xファイル:真実を求めて」
『FBI捜査官が突如失踪。
透視能力を持つとされる神父・ジョーは、FBIの捜索に協力した。ジョーの見た場所に行き、ジョーはついにある場所を掘り出した。
しかしそこには、失踪したFBI捜査官は埋まっていなかった。
そのかわり、切断された男性の腕が発見された。』
2008年公開。
超常現象を題材にしたドラマ「Xファイル」の劇場版第2弾。
出演:デイヴィッド・ドゥカヴニー、ジリアン・アンダーソン、ミッチ・ピレッジ、アマンダ・ピート、アルヴィン・ジョイナー、ザンサ・ラドリー、ビリー・コノリー。
不可解な失踪事件に、元FBIの2人が挑みます。
「Xファイル」自体初めてみたんですが、それでも普通に見れました。
「続きもの」ではなく、「そういう作品」として見ていました。初めて見た作品だからこそ出来た見方かもしれません。
元FBIで、今は違う仕事をしているモルダーとスカリー。
今までの経験や知識を使い、FBIの捜査に協力。
その捜査というのが、通常の捜査に加えて、サイキックによる透視での捜査です。
神父・ジョーの頭に、求めているもののビジョンが自然に見えてくるみたいで、それをもとに捜査します。
スカリーは作り話と疑うが、ジョーのビジョンは確かで、指定したとこには必ず何かがあります。
それでもスカリーは頑なに信じようとしません。
対照的にモルダーは、オカルトに肯定的というのもあり、全面的ジョーを信じています。
これはどうかと思うんですよね。
スカリーは頑なになりすぎですし、モルダーは押し付けがましいです。
スカリーはもう少し頭を柔らかくした方がいいですし、モルダーは自分の考えだけでなく、相手のことを理解した方がいいです。
少しその辺気になってしまいました。
超常現象を扱ってる作品なので、最終的に宇宙人の仕業とかってなるのではないかと不安になってましたが、そうはなりませんでした。
犯行のやり方もちゃんとしていましたし、動機もありました。
超能力的なものはありましたけどね。
普通に捜査ものとして面白かったです。
でもまぁ細かいとこで疑問が生まれてしまった作品でしたね。