南房総での1日
先日、千葉県の南房総へ行ってきました。
仕事3割 遊び7割
南房総市を地図で見るとものすごく遠くに感じますが、アクアライン(海底トンネル)を通ればなんのその。
ストレスなく約1時間半弱で到着。ただ道が空いていただけかもね。
道の駅「三芳村」で有機野菜農家さま(契約)と待ち合わせ。
この日が初顔合わせだったのですが、想像通り穏やかな感じの方でなにより。
なんでもこの方は数年前に肉を絶ち野菜を主食(ベジタリアン)にしたことで、体調面の変化はもちろん、表情や心情、考え方も穏やかになられたとの事でしたが、それがひしひしと伝わる。
道の駅内の喫茶店?みたいなところでお茶をしながらしばし談笑。
この日は嫁さんも一緒だったので、場の雰囲気も和んだなぁ。
その後、ここから車で5分ほどの場所にある畑(露地栽培)に移動して野菜一つ一つのご紹介を小話をはさみながら受ける。
ある品種のそばにマリーゴールドを植えることで害虫を制御するとか、バジルとトマトを一緒に育てる(コンパニオンプランツっていうらしいです)ことで風味や収穫量、害虫を制御するなど良い相乗効果が生まれるんだそうです。
露地栽培で農薬、化学肥料に頼らず、自然の恵みと生産者の知恵、努力、愛情で育った野菜たち。
すべての想いを決して無駄にするまいと強く胸に誓った。 ところで今日の仕事終了。
車の中ににとれたてのバジルを持ち込み次へと移動。
ダッシュボードに置かれたバジルはエアコンの風に乗ってなかなか心地よかったのですが、道の駅に立ち寄り車に戻ったら乾燥バジルに様変わりしてた。。。(真っ黒)
気を取り直して、仏像好きな嫁さんのリクエストで鋸山日本寺(のこぎりやまにほんじ)へ。
嫁さんいわく、日本で一番大きい大仏があるんだと鼻息を荒くしてたな。
汗だくだくにながら登り、百尺観音を観てささっと下山。
今度は自分のリクエスト「梅乃家」というラーメン屋に。
ラーメンは好きなほうですが、いかんせん生まれてこのかた納得したラーメンとは未だ出会っておらず、今日こそは今日こそはと断腸の思いでのれんをくぐっていたりもする。
猛暑と言われようがなんだろうが知ったことかと言わんばかりにクーラーの無い店内に案内され席につくとハエが忙しそうにうろちょろしているがここはグッと我慢。口コミも良かったし、並んでまで入ったし。味が良ければすべて良しと寛大な構えで待つことに。
この店もう一つユニークな事があるのでカミングアウト!
おおよその飲食店では客の席を店側が決めた席番というもので覚えていると思うのだが、ここは違った。
厨房のおばちゃんが運ぶおばちゃんにアロハ、アロハと言ってて、なんだ?と思い運ぶおばちゃんを目で追ってったその先にはなんとアロハシャツを着た客がいた。どうやら客を見た目で判別している様だ。
まだかまだかと店内を見回しているとラーメン屋の厨房とは何か様子が違う。
どうやらこの店は麺の茹でかたにまでこだわりがあるらしく、なんと炭火の上で麺を茹でるらしい。今までの経験上、チャーシューを炭火で香ばしく焼いて出す店は知っていても炭火で茹でる店は初めてだ。ん?炭火である必要はどこにあるのだろうか。とか余計な事考えているうちに目の前にラーメンが来た。ちなみに嫁さんが着ていたTシャツにはでかでかとMのマークがあったけど、何も言わずに持ってきた。。。期待してたのに。
美味しそうじゃないですか??
でも、
この日も納得するラーメンに出会うことは無かった。。。
悪いとは言わないのですが、
きっと乾麺を使用するこだわりの理由があるはずだと後日調べると、なんのためらいも無く「パートのおばちゃんたちが誰でも均一にゆがける為」なんだってさ。
帰り道、遠くに見えるあの山
房総から観えた富士山
瓦屋根と一緒に映えるとまた風情があっていい
夕日を浴びる富士山を見て心和んだ
今日一日に感謝