こんな記事が・・・・



【日韓比較】アリの日本とキリギリスの韓国…朝鮮日報

◆国の財政は段違いなのに消費はほぼ同じ

国内総生産(GDP)4兆7117億ドル(約550兆5150億円)VS同7875億ドル(約92兆115億円)、
1人当たりのGDP3万5757ドル(約417万8000円)VS同1万6306ドル(約190万6000円、05年末基準)…。

世界第2位の経済大国・日本と韓国の経済力には天と地ほどの差がある。
ところが昨年の旅行収支赤字額は日本185億ドル(約2兆1623億円)、韓国129億ドル(約1兆5078億円)と
あまり違いがない。これはどうしたことだろうか。日本人は7人に1人しか海外旅行していないのに対し、
韓国人は4人に1人が海外に旅立っているためだ。
昨年、ソウル市内の免税店で日本人が商品を購入した額は前年同期比で16%減少した。しかし、
売上減少分を韓国人の出国客がカバーしたため、免税店全体の売上高はほぼ同額だった。
D免税店「グッチ」売り場の店員Aさんは「数年前は日本人と韓国人の購入割合が7対3くらいだったが、
最近は5対5へと韓国人の割合が増えた」と話す。

韓国人の過剰消費は高所得層に限ったことではない。金融研究院によると、日本の所得下位10%層は、
2001年の不況時に所得における支出の割合(平均消費性向)を85%程度に抑えた。しかし韓国の下位10%層は
通貨危機の時、平均消費性向が140%に跳ね上がった。

◆「アリの国」日本

日本はアリ(国民)が汗を流し貯めた資金で資産帝国を築き上げた。
1992年に経常黒字1000億ドル(約11兆7000億円)を突破して以来、年間800億ドル(約9兆3570億円)以上の
黒字を出している。こうして蓄えた資産は、海外の株式・債券・不動産などに投資されている。
現在、日本の対外純資産は1兆5339億ドル(約179兆4050億円)。全世界に投じた資金は、莫大な
投資利益を生んでいる。05年日本の対外所得収支(外国からの給与・配当・利子などの純利益)は
1035億ドル(約12兆1060億円)の黒字を記録、史上初めて商品収支(輸出から輸入を引いた額)が
945億ドル(約11兆540億円)の黒字に転じた。「貿易による外貨獲得→海外資産・技術投資→所得増加」
という循環構造が定着し、安定した国家財政増加システムを整えたのだ。

また、日本は03年から特許権使用料でも黒字を記録、昨年1年間だけで47億ドル(約5498億円)を稼ぎ出した。
これほどならば「生活の質」を高め、謳歌(おうか)してもよさそうだが、日本人は今もアリのように質素な
生活を送っている。日本の旅行収支赤字は1996年の330億ドル(約3兆8600億円)以来、毎年減り続けている。 

◆「キリギリスの国」韓国

一方、韓国人は昨年、海外旅行(留学含む)経費だけで182億ドル(約2兆1289億円)使った。昨年1年間、
輸出が輸入を上回り、稼ぎ出した外貨292億ドル(約3兆4155億円)の60%に当たる金額だ。これでは
投資資金が貯まるはずもなく、所得収支もマイナスだ。特許手数料も韓国は黒字どころか25億ドル(約2924億円)
の赤字だった。にもかかわらず昨年の韓国の研究・開発機関が行った投資は235億ドル(約2兆7488億円)で、
日本(1663億ドル=約19兆1012億円)の7分の1に過ぎない。

金融研究院のパク・ジョンギュ博士は「韓国経済は依然として基礎が不安定な状態。その時限りで
後に生かせない性質を持つ消費支出を減らし、技術開発や海外投資に対する投資を増やさなければ
ならない」と話している。

朝鮮日報
「アリ」の日本と「キリギリス」の韓国(上)(下)
http://www.chosunonline.com/app/ArticleView.do?id=20070330000040
http://www.chosunonline.com/app/ArticleView.do?id=20070330000041



やはり日本と韓国って思想に違いがありすぎです・・・