コンディショニング指導者の小川麗香です。
本日のジュニアコンディショニング
Rくん。
この度、ジュニアオリンピック出場を決めました

おめでとーーーーー。
お母さんに、『先生に何か言うことないん?』と言われてもじもじするRくん。
かなりのタイムを上げたそうです
1秒2秒・・・という世界ですから、2秒もタイムを上げるというのはすごいことです。
我が子にも見習ってほしいと思うくらい、コツコツ頑張り屋さんですからね
【 コンディショニングを受けれるのは今日しかない!! 】そういって来てくれました。この後、ジュニアオリンピック合宿が入り、その後大会本番という・・・
ジュニアオリンピック出れるか不安の中ずっとコンディショニングを続けてくれていたRくん
6月はずっと試合続きで、少し日にちがあいたもののセルフコンディショニングを続けてくれているおかげで身体もいい感じ
今日は、身体の全体のバランスをとるコンディショニングをやって行きました。
とにかく長座がきつかったRくんですが、柔軟もマメにやっていたようで最初に来た時より随分コンディショニング前も柔らかくなっています。
でも、一見上の写真の方が柔らかそうに見えますが腰が後ろに落ちてしまっています(ちょっと本人頑張ってます(笑))。
下のコンディショニング後の方が楽に前に倒れて腰からちゃんと前に倒れていますね
柔軟ができたからといってよい状態というわけではありません。筋肉に弾力が出るかどうかです
使える身体かどうかです。
こういうことです↓
右がコンディショニング前ですが、外に流れてしまっていますね
左はコンディショニング後ですが、綺麗な配列をしているのがおわかりでしょうか??
Rくんは、プルは(手だけで泳ぐ)はとても早いそうなんですが、キックは(脚だけ)すごく苦手で遅いらしいです
もともと最初の写真にあるように長座も苦手で脚周りの硬さもありました。足首は特に固まっている状態でした。
足首はかなり柔らかくなりよく動くようになりましたし、脚も筋肉の弾力もよみがえり硬さが取れました。
そこでしっかり使えるようにトレーニングしていきました
脚の筋肉が総動員して動くように・・・この時に、脚があちこち行かないように少しサポートを加えながら正しい位置で筋肉が動くようにインプットしていきました。
そうすると、写真のように筋肉のアンバランスがとれてちゃんと無意識に筋肉が正しい位置にもどり正しい位置で動くようになります
ちゃんと筋肉をリセットしてからちゃんと使えるように正しい動かし方をインプットさせると意識的に動かそうとしなくても無意識に正しく筋肉は動くのです。
無意識に正しく筋肉が動いてくれないと、泳いでいる最中にまっすぐ水をとらえてとか考えてられないです
当たり前の話です。だから見よう見まねのトレーニングは効果がないのです。確かな情報を脳にしっかりインプットさせるんです。
だからまだまだ理解できない子供でもちゃんとできるのがコンディショニングなんですね
センター(背骨)のトレーニングは、もうすっかり自分のものにしてしまっているRくん。
『 帰宅してやっとく
』という本人の頼もしい声
合宿からの本番!頑張れ
今日からジュニアオリンピックまでの経過と当日本番までの経過も報告をもらいつつ、会場には行けないけど
大阪から見守っています
いつも通りの泳ぐ前のコンディショニングルーティーンでgood conditionでファイト

