コンディショニング指導者の小川麗香です
この日は、3名のマンツーマンコンディショニングでした
そのうち、一人は夏休みに入ったのでコンディショニングを受けにきてくれたMくん!
はじめてコンディショニングを受けたのは幼稚園の時。3兄弟の真ん中っこ
早いもので3年生!すっかりお兄ちゃんになっています。3兄弟で脚のクルクルトントンのコンディショニングなども長年やってくれているようです。
お母さんの悩みは、身体が硬い!ということでした。
クルクルトントンしていても、なんか硬い・・・
見てみると・・・
身体が硬いというよりも【 緊張型 】です
筋肉に弾力がないわけではなくて、触ると無意識に自分で動いてしまうし、ピクピクと力が入るという反応が見られました。
そりゃ、3兄弟の真ん中っ子ですもん
上にも下にも負けてられないし、上にも下にも挟まれてそりゃ頑張り屋さんですよ
頑張らなきゃならんポジションです。Mくんに質問をしてみたりするそれだけなんとなしわかる性格
頭で考えるより感覚派!だから自分でわからないことも多いけど、サッカーと水泳をしているM君ですがどちらが好き?と聞いてみると即答で『どっちも
』とすごいにっこりして言いました。
M君の中では、答えがあるものははっきりしているんですね。
さて、そんな緊張型のM君はクルクルトントンという脚のコンディショニングをみんなと同じ揺らし方をしても力が入ってしまうので、自分でどれくらいの揺らし方をすれば力が抜けるのかやってみました
人よりもすんごく小さく揺らしてあげるくらいでやっと力が抜けるのです
そうするとあっという間に緊張が取れました。
右の脚は緊張を起こして筋肉のアンバランスによって外に向いてしまっていますが、左側はコンディショニング後です。
頑張り屋さん特有の肩の緊張!
これも、立っていると緊張を起こしてしまうので寝転んで【重力から解放させてあげること】!
重力から解放して筋肉の緊張をできるだけ取れる環境にしてあげて、そこで初めて肩を上げてしまう筋肉を押し動かして緊張を取っていく作業をしていきます
そうすると脚と同様、左はコンディショニング後ですがこれだけ下がります。
とにかく緊張している筋肉を緊張から解放してあげてリセットコンディショニングを念入りにしたところで、筋肉がまた悪い癖にもどらないようにするトレーニングを行いました
最終、ここではじめてMくんが自分の身体が変わってきたことへの反応がありましたね

常に全力で、力の抜き方がわからなかったMくんですが、帰宅後、スイミングの夜練習があったようでコンディショニングをしてから夜連へ行ったそうです
練習後、『めっちゃ楽に泳げたーーー!!』と報告がお母さんにあったようです
苦手なバタ足がちゃんとタイム内ですべて回れたみたいで喜んでいたようです。そして・・・
『明日も朝練前にやるから6時に起こして!』と言ったそうです。
本人の気持ちがコンディショニングに向いてくれることが何よりもうれしく、そしてそれが結果として繋がればなお一層うれしい限りです

Mくんは市外の子なので、なかなか普段学校があるときは来れないので、そんな子へは夏休みや春・冬を利用して来てもらっています。そして必ず宿題をだしてまずは2週間続けるお約束とその後のアフターフォーローもしながら応援していきます
全力くん!全力さん!そんな子供たちたくさん見ます
きっと力を抜く時間やタイミングを知れば頑張り屋さんがもっと活かされるはずだと信じて、これからもジュニアのコンディショニングをサポートしていきたいと思います。


