生まれつき【内反足】と診断され幼稚園の時に左足を手術した小学校3年生のK くん!コンディショニングを受けに来てくれた理由は、整形外科の先生に今は骨に異常はないので後のケアは足をマッサージしなさいといわれ、やってみるもこのやり方であっているのかなぁ・・・内反してるので外側の筋肉を使うようにすると治るといわれたそうですが外側の筋肉をどう使う?(そりゃそうです)そんな疑問を持たれ・・・
その後、整体に行くと足だけではダメなんでふくらはぎも揉みましょう❗といわれやるも結局やり方を教えてくれることはなくマッサージや揉んでみたりするもののそのやり方が合ってるのかわからない
そんなことから私のところに来てくださいました✨
Kくんの身体の状態をまずは説明!コンディショニング前の写真ですが、左側の足がむくみ手術した方の右側の足は1cm 小さいのです。

コンディショニング後、比較してみると左側の足のむくみがとれてすっきりしているのがわかりますか?内反足もマシのなっています。

Kくんは走りも早いそうですし、サッカーもしていますでも、やはり無意識に手術した方の足で軸を取るのが難しいので右利きですが手術した方の左足で蹴るそうです。右足の方が軸をとりやすいんですね。
どうしても手術した方の足をかばっているようで、そちらの足ではなく手術してない方の右足が使いすぎていました❗
まだ三年生ということもあって、自分で理解してやれるかどうかの境目くらいのお歳なので足・脚のコンディショニングはお母さんに覚えてもらいました✨
コンディショニング前はもちろん手術してない方の足の方が片足立ちをしやすかったのに手術した方の足からコンディショニングをしてみて比較させてみると手術した方の内反足の方が片足立ちで安定感がでました✨
ということは、内反足だからといってバランスが悪いという考えを捨て整えたら安定感が生まれるんだよ✨という希望をもってもらいたかったのです✨
いつもすり足で歩いているようでこけやすいとも聞いていたので、リセットコンディショニングを入念にし使えるようにアクティブコンディショニングをやり歩きのコンディショニングをしました
かかとから着くこと
足指全部を使うこと
かかと➡小指球➡母指球➡親指と足裏のつく導線をしっかりインプットさせる
身体の軸をしっかり使うこと
それを何度も何度も繰り返し行い身体に再教育させました
そしたら最初は一本の線の上を歩くとふらついたり倒れそうになったりしていましたが繰り返し繰り返し再教育しながらその間には確認作業として何度も歩いてもらって最後には一本の線の上を綺麗に歩けるようになりました✨
Kくんにどう?って聞くと歩くスピードが早くなったって言っていました。
ということは、内反足というハンデがありながらも走りが早いならばきっとコンディショニングしたらもっと速くなるよね✨
ウサイン・ボルトだって側湾症というハンデがありながらも世界最速なんですから❗
Kくんだって、ケアすることを人より知ってるんだから強い子なれるよ。
コンディショニング前にとった写真では、右側の脚が細く見えますね。手術した方が弱くて使えていないから細い!鍛えてくださいといわれた言葉は逆だと思います。

でもコンディショニング後どうでしょう?あまり変わらない感じになりました✨

そうです手術した右側の足の筋力不足ではなく左側の足の使いすぎでむくんでいただけなんです✨むくみがとれたので同じくらいになりました
パッとみるだけでは確かに手術した方の足の筋力不足に見えますけどちゃんと見てあげるとこういう結果です
そして内反足の足を治すために外側の筋肉を使うようにするって難しいですけどちゃんと足をリセットして脚・足裏を使えるようにしてあげたらバランスよくなってくるもんです✨
一回では元通りというわけにはいきませんけど、日々の積み重ねと努力で変わってくるかもしれませんしもしこの日に来てもらえなかったらKくんが成長すると共にどこかに代償がきて、股関節が痛くなったとか腰がとか出てきたかもしれません❗
だけど傷みもなにも出ていないこの歳のこの日に来てくれたことはKくんの今後の身体を守るための必然的な日ではないかと思いました✨
ドクターに治らない❗といわれてしまうとあきらめるしかないと思ってしまいますよね。だけど、治る治らないではなくウサイン・ボルトのように自分の身体を受け入れそれをいかに整え動くようにしてあげ強みに変えていくか✨
人って弱い動物だけど強みに変えたら無限大∞✨可能性は無限大∞✨
お母さんのKくんへの想いも無限大∞✨自分を信じて。息子を信じて。それがきっと大きな力となること間違いなしです。
コンディショニング後、家の中を走り回るKくんをみて本当に嬉しくなりました✨コンディショニングでこんなにも子どもが元気になるのなら・・・・
ホッコリ温かな気持ちになって帰ってきました
コンディショニングはスポーツする子どもだけでなくいろんな子どもたちを笑顔にできます