体温と妊娠・月経がらみの不調 | コンディショニング・スポーツ指導者& 健康・生活習慣アドバイザーの小川麗香 * slow+のブログ

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体温って、熱がでたときや風邪をひいたとき・・・もしくは、基礎体温を測っている方もいらっしゃるかもしれませんが体温の意味というものを深くご存じでしょうか??


私は、勉強するまで深くは知りませんでした



健康を考えた時、体温はかかせないものなのです。



正常な体温は36・4度~36.7度です。36度以下は低体温です。ちなみにスポーツインストラクターとしてバリバリ身体を動かしていた時の私の体温は35・8度くらいで低血圧も低体温も『遺伝』だと思っていました。



☆36度前半は、血行不良がおき筋肉が硬くなりコリ始めています
☆35度後半は、自律神経失調症になり始めています
☆35度前半は、免疫力低下 がん細胞を育ててしまうことも・・・


低体温だけでなく身体に『冷え』を感じている方に、筋肉のハリやコリは多くみられます。これは、緊張を強いられる生活・・・まさに子育て中ですよね また同じ姿勢を続けるという(パソコンと向き合うなど)一般的なストレスのたまる生活をしていると冷えやすい身体になったりコリやハリのある身体になります。



そしてもう一つは・・・・



月経の仕組みです。月経は女性ホルモンによってコントロールされています。生まれた時から原子卵胞というのを200万個くらい持っています。そしてそのうちの1個が月に1回排卵されます。精子はそのたび作られますが卵子は新しく作られることがないんです・・・



ちなみにこういうことも性教育と共に知るべきですよね 私も知りませんでしたから・・・知っていたら多くの女性が結婚も早く望むかもしれません。女性が働く社会になってきていますから、こういったことも自分の子供世代には伝えていかなくてはいけませんよね



はい これから母から子へと伝えていけるようなセミナーもしていきます



本題に戻りますが、月経の中で体温も『高温期=排卵から月経まで』と『低温期=月経から排卵まで』と2層にわかれます。



骨盤は、排卵後から月経に向けて開いていき月経時にもっとも開きます!これは妊娠に控えるためです。そして月経後から排卵に向けて閉じていきます。



女性ホルモンの変化によって、排卵と月経を繰り返していますがこの時期に起こる『体温変化』と『骨格変化』がうまくいかない女性は、月経前後の不調や妊娠しにくいと訴える女性が多いようです。



脳から『このホルモン出して 』という信号が伝わっても骨格がうまく変化できないと子宮は準備できません。また最近は体温が低い女性が多く、排卵後に体温が上がらず子宮がうまく働かないために思うように血液が排出されません



身体が反応しないことでバランスがくるってしまいます。



妊娠したい方もただ体温だけに目をむけるのではなく、骨盤の開閉リズムを作ることも重要ではないかと私はコンディショニングを通して思うのです