彼女に前々から借りていたDVD 大泉洋 佐々木蔵之介 堺雅人 出演の 『アフタースクール』 ようやく観ました…ww 何でか人から借りると 中々観ようとしない ほんっと失礼な奴なんですが 観たら観たで 結構ハマったりしますw で この作品ね… 良かったww とても良かったww 早く観れば良かったw 途中までワケ分からなくて ゴチャゴチャしてたのが 最後スゥーっ‼︎と全部 スッキリするのが凄まじい快感 全部分かった後で もう一回その形で見直したくて 二回続けて観ちゃいましたww 最後 常盤貴子さんの涙は 二回ともこちらも泣いた← とても満足しました! 唯一 自分の中で スッキリしないのは 大泉さんと常盤さん くっついて ハッピーエンドなんだけど 常盤さんの産んだ子供は ヤクザの組長・伊武雅刀の子供… そこだけなーんかちょっと 個人的には嫌だけど仕方ないw 常盤さんにしてみたら 自分のお腹痛めた 子供なんだもんなあ… でも設定的には 親の借金抱えてた常盤さんを 美人だからと高級クラブで働かせて 自分の愛人として抱えてて 借金無くなっても 金を生む人気キャバ嬢を手放すまいと 借金増やして手元に置いておく そんな組長なんですよ 愛があったワケもなく 常盤さんが愛したとも考えにくい あくまで借金の大元だし 働いてるクラブの後ろにいる ヤクザの親分という立場だから 愛人になるのを拒めなかったと 考えるのが普通でしょう… 妊娠したと分かったら 働けなくなるから堕ろせと言われ クラブから逃げ出して 大泉さん達に助けてもらって 警察に匿ってもらうほど 別に常盤さんは伊武さんに 愛も何も無かったワケじゃないすか そんな男の子供でも 自分の子供なら産めるのかな… 望んだ子供じゃないと思うし 金出すから堕ろせと言われて 嫌です!産みます!ってなるのか? そこだけモヤモヤww 考えられるとしたらひとつあって 作品通してずーーっと 常盤貴子は清廉なイメージで描いてた 学生時代の回想もそう この作品の主要人物の 大泉さんも堺雅人も 学生時代から変わってない とか 変わらないね とか そういうキーワードがあって 佐々木蔵之介は いつまでも中学生みたいな 正直な物の見方をする大泉さんに いい加減卒業しろとか 嘲笑するシーンがあったけど 最終的には 中学教師やってる大泉さん曰く 『あんたみたいな奴 どこのクラスにもいんだよ』となる たぶん佐々木蔵之介も 元々こういうシニカルというか 穿った見方をする人間であって 社会が人を変えたとかではないんだ というのを印象付けていたと思うの 大泉さん → 変わってない 堺雅人 → 変わってない 佐々木さん → 変わってない そこに来て 本当は望まないべきなハズの ヤクザの組長の息子を産んで 『変わらない大泉洋』と 連れ立って並ぶ常盤貴子 コレ 逆に 『常盤貴子は変わった』って事を やりたかったのかな 学生時代の回想から 借金苦でのキャバ嬢生活 そして妊婦 悲しく弱い女性像で ずーーっと描いてきてたけど これがもし普通に 伊武さんの愛人として 愛を持っていたら?? そりゃあ堕ろせと言われても 子供は産むだろうし 逃げてでも子供を産む事に とりあえず納得はいく 清廉だった常盤さんが 親の借金苦からキャバ嬢 そしてヤクザの組長の愛人に堕ちて 実は組長を愛してしまったから その愛する人の子を産んだ この変わり様こそ 学生時代から変わってない 大泉・堺・佐々木と対比して 一番シニカルに 描いてる部分なんじゃないかと だからこその『アフタースクール』 学生時代以降の『今』 そんな気がするんですが… どうでしょうww 観客の先入観を逆手に取った 『実は…』の展開が この映画の魅力だとしたら 実は一番ここが衝撃で 観客の先入観とイメージを うまく逆手に取った描写だと 個人的には思えます 最後のシーンで 常盤『大泉君は変わらないね…』 大泉『常盤さんは何が変わったの?』 というやり取りがあったけど そこもそう考えると ただ単に 『常盤さん、君も変わってない!』 という良いお話としてではなく 深い意味を持つ会話になるなあと そんな事を考えましたwww ちょっと今週彼女に 熱弁してみようwww あくまで私なりの解釈ですよwww だって 愛してない人の子は 産まないと思うんだよなー そこんトコどうなの?と 聞いてみたいと思いますwww iPhoneからの投稿