ぼくはスティングが何故かあまり好きではなかった。


1983年に発売された、POLICEのSynchronicityは、高校
の部室で友達が持ってたのを見て、借りた。


カッコ良かったけど、その前のアルバムを遡って聴くまで
ではなかった。


その後、POLICEは解散してしまうんだけど、1985年に
スティングがソロアルバムを出した。


The Dream of the Blue Turtlesというタイトルだった。


最初に出したシングルがコレだった。



このPVは、その当時凄く斬新で、すごいなぁと思った記憶
がある。

この曲は、全米No.3。アルバムは全米No.2、全英No.3。


このアルバムは、友達が絶賛してて、カセットで聴いていた
けど、そんなにいいのか?と思ってた。


その頃、REO SpeedwagonのWheels Are Turnin’という
アルバムがリリースされてて、ぼくはソッチのほうが好き
だった。


その頃、仲いい友達4人で遊ぶことが多かった。


有る奴の家で、皆で喋りながら、録画したMTV見てた。


その時にREOの、One Lonely Nightという曲がたまたま
流れて、スティング好きの奴が、こう言った。


スティングの曲に比べると、こいつらなんか糞じゃない?


そりゃ、スティング様と比べるとREOは産業ロックの
ジャンルに分類されることが多いけど、だからといって
糞ということはねぇだろ?と思った。


だけど、ある意味、才能面では、スティングが勝ってる
かも・・・と思って、黙っといた。


その時以来、スティングがあまり好きではなくなった訳。


でも、2011年あたりにPOLICEが来日した時、東京
ドームで見て、こんなに歌うまかったっけ?と思って
びっくりした。


食わず嫌いせずに、その後もスティング聴いておけば
よかったなと思いましたよ。