世界的に売れる前に日本で先行して人気が出たバンドは結構ある。

ぼくの時代だと、Bon Joviなんかその筆頭。
2枚目のアルバムでTokyo Roadって曲を作ってるし、ブレイクする直前
に、青森で公演をやってた。

外タレが青森でやっちゃダメでしょ!と思った記憶が有る。

※青森のかた、ごめんなさい。深い意図は全くないです。
 wikiには青森は彼らの来日歴で一番人口が少ない都市となってるし
 その公演はプロモーターの必死の努力にも関わらず1階席しか
 埋まらなかったって書いてあるんです・・・。


古いところでは、Queenなんか世界的に売れる前に日本で人気が出た。
彼らは、日本語の歌詞が有る曲も作ってるしね。

ちょっと話は変わるけど、一時期流行ったジャンルで、北欧メタル!
ってのがあった。

伊藤政則が、北欧のクラシカルな叙情的なメロディーが(・∀・)イイ!!
って言ってたかどうかわからないけど、HR/HMの世界では一時期
ある一定のジャンルとして確立していた気がする。
※HM系だとジャーマンメタルっていうのも有ったねぇ。

北欧メタルの雄として、当時日本で人気が有ったのがEurope

デビュー当時から、日本の一部の層から、もてはやされてた。

Burrn!あたりで特集されてたのを見たこともあるし、Music Lifeあたり
でもピンナップになってたような気もする。
※結構アイドル的な人気だったような気がする。

ぼくは彼らのデビューアルバムが出たあたりは、HR/HMに嫌悪感を
持つくらいだったけど、HM好きの奴らは、あの叙情的なメロディーが
いい!と言ってた。

で、世界的な大ヒットとなったのがこの曲



確かにわかりやすいっていうか、HMじゃなくてPOPじゃね?と思った
ことを覚えてる。

1986年5月にリリースされたアルバムTHE FINAL COUNTDOWNに
入ってるタイトル・チューン。世界25ヵ国でNo.1になった
※BillboardではNo.8

このアルバムに関して言うとアメリカだけで300万枚売れたらしい。

日本でも当然大ヒット。

Music Life、Patipatiあたりのミーハー系音楽雑誌まで、毎月彼らの
特集組んでたように思う。

ぼくはDokkenとかAlcatrazzを聴き始めた頃で、徐々にHR/HMへの
抵抗が無くなっていった頃。

そんな頃で、POPじゃん!と思った彼らには全く魅力を感じなかった
ので、この曲と、直後にヒットしたCarieって曲以外聴いたことが無い。

でも、この後、彼らは世界的なヒットが無くて消えてしまった。


メンバーはソロで活動したりしてて、元Europeの・・・という感じだった
けどそれほど目立った活動だったわけではない。

これも時代の徒花みたいなもんですねぇ。