昨日のラグビー日本選手権の準決勝は、
2試合とも素晴らしい熱戦でした。
その熱戦が繰り広げられる前日、
出張で大阪にいました。
2時間弱の空き時間があり、同行していた上司ともしばらく離れ
どうしようか?と考えることもなく
カーナビに花園ラグビー場と入力していました。
行ったところで何もないのは分かっていました。
でも、どうしても行ってみたかったんです。
息子が目指した花園と言う地に・・・
初めて見る花園・・・ゴールポストが見えてました。
観客席も・・・
でも、その地に足を踏み入れることができませんでした。
息子たちが高校時代の大切な大切な3年間をこの地に想いを馳せ
ひたすら厳しい練習に耐え仲間たちと泣いたり笑ったりしてきたんだと思うと
とても軽々しく入ることができなかったですね・・・
息子はここに来ることを夢見てひたすら頑張ってきたんやなって・・・
そんなことを考え涙しながら改めて、
熱い熱い時間をくれた息子に感謝しました。
花園ラグビー場を眺めながら息子に電話しました。
落ち着いたら一緒に来ような!
そんな会話をして仕事に戻りましたが、
距離で言えば、徳島からは本当に近いです。
でも、高校ラグビーの選手にはとてつもなく遠い聖地・・・
重みのある空気が流れていました。
もう、息子たちが夢破れてから何年も経つのに感動的な聖地でした。
