『天の道を往き、総てを司る』


ここから始まった俺様系主人公、天道総司。
天道語録と呼ばれるほど、ファンから人気があります。
スタイリッシュかつメタリックな仮面ライダーは、どれも歴代最高峰の格好良さです。









しかし!!







脚本の米村さんはヒーロー大戦シリーズでお馴染みですが、カブトのストーリーは普通なんです。
特に脈動しない、本当に普通の脚本。勿論、面白い回もあります。
でも、キャラだけ動いてて、ストーリーはあんまり深くない。
井上御大なら、擬態天道が実は本物だとか、ハイパーカブト一強のような事も無いようなストーリーだったんではないかなと思います。





『俺は俺の道を往く』




カブトのストーリーはお粗末だけど、キャラ立ってましたね。

特に風間大介。出番ないからブレてないとか言うな、そこ!


ウカワームとの恋愛は唐突ながら、良かったかなーと



天道と対比となる加賀美も良いですね。ガタックも好きです。





『同じ道を往くのはただの仲間にすぎない。別々の道を共に立って往けるのが友達だ』



最終回、天道と加賀美は上記の言葉を交わして、親友ということを確かめあいます。
これは天道がおばあちゃんではなく、自分が学んだ事から発したんですよね。
これは個人的にカブトを駄作と言えない一番の理由で、今までの天道と加賀美の衝突や協力が活きてきてます。


あるアニメで、進学をする時、全員が同じ学校に行きます。
それって、違うんじゃないかなーと思うのです。
歩む道は違えど、認めあうことこそ本当の友達と言えるんじゃないかと思うんです。




何だかんだで、カブトは深く考えないで普通に楽しむならいいかなーと思います。