「…………ご飯作ったら、いきなり台風とゴーマだもんね………」
他のキッズやクラスのみんなは無事だろう。思わず、気を追ってしまうが大丈夫みたいだ。
ふと、自分の躰を見る。胸が膨らんできた。゙女゙になってきたのだ。
(コウ君、あたしの事をどう思ってるんだろ?。魅力ないのかなぁ………)
゙ガラッ!゙
「?」
「由貴ちゃん、タオル置いとくね~」
「ありがとう」
コウはタオルを由貴の着替えの横に置く。チラリと下を見ると、替えの下着が置いてある。
(由貴ちゃんのパンツ………)
ゴクリと唾を飲む。良からぬ妄想をしつつ、コウは脱衣場を後にした。
それを見ていた白虎真剣は、ニヤニヤしてしまう。
「これからは若すぎる2人の時間ってわけだな」
2人共風呂に入り、残った宿題を済ますと、時間を見ると12時を回っていた。
流石に眠い。寝ることにした2人は戸締まりをして、リンの部屋にいった。
「リン姉ちゃんのベッドで由貴ちゃんは寝なよ」
「コウ君は?」
「僕は屋根裏部屋でいつも寝てるし………」
それを聞くと、由貴はやや迷った顔をする。しかし、意を決して口にした。
「あんな事もあったし、一緒に寝ようよ」
「………………うん………」
何故か、2人は赤面する。布団に入り、小さな灯りを残して電気を消すと少し離れて寝る。
(隣に由貴ちゃんが…………何だろう………凄い、ドキドキする………)
コウは夏場なので薄い布団の中で、チラリと由貴を見る。
反対を向いている。ややがっかりして、コウも横を向く。
「ねえ、コウ君は寝てない?」
急に声をかけてくる由貴。
「あんな事あったから、寝れないのかな………」
咄嗟に嘘をついてしまう。
「…………あたしね、パラソル騎士団長に言われたの」
「?」
「あたしは、戦いを待ってる・楽しんでるって。実を言うとね、そんなとこがあるような気がしてたんだ」
意外だ。あれだけ戦いや人が傷つくのを嫌う由貴がそんな事を言うなんて。
「亮お兄ちゃんみたいに強くなりたくて、ダイレンジャーに憧れてた。それを叶えてから、どんどん強くなりたいって気持ちが芽生えてきたの」
確かに、由貴はキッズの中では一番技の練習をしていた。゙ジェットマンの世界゙では、それが一番現れていたのだ。
「あたし、本当は力を手にしちゃいけなかったのかな………ダイレンジャーでいるなんて、良くないのかな………」
余りに予想外の悩みを抱いているようだ。コウは一呼吸置くと、口を開いた。
「僕もそういう部分があるよ。敵を斃したくて、たまらない衝動があるんだ……」
恐らく、ゴーマの血がそうしているのだ。
他のキッズやクラスのみんなは無事だろう。思わず、気を追ってしまうが大丈夫みたいだ。
ふと、自分の躰を見る。胸が膨らんできた。゙女゙になってきたのだ。
(コウ君、あたしの事をどう思ってるんだろ?。魅力ないのかなぁ………)
゙ガラッ!゙
「?」
「由貴ちゃん、タオル置いとくね~」
「ありがとう」
コウはタオルを由貴の着替えの横に置く。チラリと下を見ると、替えの下着が置いてある。
(由貴ちゃんのパンツ………)
ゴクリと唾を飲む。良からぬ妄想をしつつ、コウは脱衣場を後にした。
それを見ていた白虎真剣は、ニヤニヤしてしまう。
「これからは若すぎる2人の時間ってわけだな」
2人共風呂に入り、残った宿題を済ますと、時間を見ると12時を回っていた。
流石に眠い。寝ることにした2人は戸締まりをして、リンの部屋にいった。
「リン姉ちゃんのベッドで由貴ちゃんは寝なよ」
「コウ君は?」
「僕は屋根裏部屋でいつも寝てるし………」
それを聞くと、由貴はやや迷った顔をする。しかし、意を決して口にした。
「あんな事もあったし、一緒に寝ようよ」
「………………うん………」
何故か、2人は赤面する。布団に入り、小さな灯りを残して電気を消すと少し離れて寝る。
(隣に由貴ちゃんが…………何だろう………凄い、ドキドキする………)
コウは夏場なので薄い布団の中で、チラリと由貴を見る。
反対を向いている。ややがっかりして、コウも横を向く。
「ねえ、コウ君は寝てない?」
急に声をかけてくる由貴。
「あんな事あったから、寝れないのかな………」
咄嗟に嘘をついてしまう。
「…………あたしね、パラソル騎士団長に言われたの」
「?」
「あたしは、戦いを待ってる・楽しんでるって。実を言うとね、そんなとこがあるような気がしてたんだ」
意外だ。あれだけ戦いや人が傷つくのを嫌う由貴がそんな事を言うなんて。
「亮お兄ちゃんみたいに強くなりたくて、ダイレンジャーに憧れてた。それを叶えてから、どんどん強くなりたいって気持ちが芽生えてきたの」
確かに、由貴はキッズの中では一番技の練習をしていた。゙ジェットマンの世界゙では、それが一番現れていたのだ。
「あたし、本当は力を手にしちゃいけなかったのかな………ダイレンジャーでいるなんて、良くないのかな………」
余りに予想外の悩みを抱いているようだ。コウは一呼吸置くと、口を開いた。
「僕もそういう部分があるよ。敵を斃したくて、たまらない衝動があるんだ……」
恐らく、ゴーマの血がそうしているのだ。