ジェットバンサーで向かってくる香達。ニヤリと笑い、ラディゲは光線を放つ。
ジェットバンサーに命中すると、前方が壊れ、バチバチと火花が散る。
「アコさん、香さん、脱出して!!」
雷太に言われ、飛び降りる。その直後、ジェットバンサーは大爆発を起こしてしまう。
「来たなジェットマン………全員揃えるわけにはいかんな………」
ラディゲは再び光線を放つ。それを避け、雷太とアコがブレスに手を添える。
『クロス、チェンジャー!!』
ブルースワローとイエローオウルに変身し、ラディゲと戦う。
その間、香は竜を介抱しようと向かう。
「竜、しっかり!」
「…………なんで来たんだ………これは俺とラディゲの………」
「…………何で、そうなの?。ラディゲはあなただけの敵じゃないわ」
香は竜と面を合わせて話す。
「今の貴方を見たら、リエさんは悲しむわ」
「え………」
「貴方は今憎しみだけで戦って死のうとしてる…………でも、リエさんが愛した天堂竜は、ジェットマンのリーダーに相応しい戦士としての貴方だったはずよ!」
考えていなかった。憎しみにかられ、ラディゲを斃すことだけしか思えなくなっていたのだ。
「竜、リエさんの最期の言葉を覚えてる?。私を………」
゙私を忘れないで゙
「リエ!?」
幻か、香にリエが重なる。
「私にはわかる………リエさんは死にゆく中で遺した理由は、きっと貴方に自分を見失わないでいてほしいからよ!」
「自分を…………」
「貴方は戦士………そして、ジェットマンのレッドホーク・天堂竜でしょ!!」
「………!!」
そうだ。自分はジェットマン………人類の平和を守る使命を持つ。そして、リエはそれに誇りを持つ自分を愛してくれたのだ。
ならば、その想いを無下にはできない。
「香…………ありがとう………」
「竜……」
『うわぁぁァァッ!!』
竜達の前に、雷太とアコが倒れこむ。2人がかりでも、パワーアップしたラディゲに押されてしまうのだ。
「クク………まだ4人。今の内に潰させてもら………」
「―――――4人じゃねえ!5人だッ!!」
颯爽と現れる凱。ラディゲは思わず、焦りを顔に出す。まさか、こうも歴史通りに進むとは思わなかった。
「本当は6人だけどね」
アコが立ちながら言う。ジェフはこの場にはいないが、因縁あるメンバーはここに揃っている。
「ラディゲ…………待たせたな。今こそジェットマンの真の力で、お前を斃す!!」
「ぐ…………」
「みんな、行くぞォッ!!」
『オウッ!!!!』
全員がブレスに手を置く。今までにない程、同調した声が響く。
『クロス、チェンジャーー!!!!!』
ブレスの発光とバードニックスーツの装着。戦士達は各々の気合いを入れる。
「レッド、ホーク!」
「ブラック、コンドル!」
「イエロー、オウル!」
「ホワイト、スワン!」
「ブルー、スワロー!」
「鳥人戦隊………」
『ジェットマン!!!!!』
ラディゲは思わず後退りをする。フラッシュバックする過去に怯えを見せたのだ。
「ラディゲ、行くぞ!」
レッドホークの声で、飛び上がり、散るジェットマン。まず、ホワイトスワンが回転しながらラディゲをウイングガントレッドで狙う。
「゙スワニーアタック!!゙」
ブラッディゲートで受けるラディゲ。しかし、衝撃で押され、よろける。
そこに、イエローオウルが飛んだまま相撲でいう突っ張りを行う。
「゙オウル空中張り手!゙。はぁぁぁ………ドスコイ、ドスコイ!!」
連続で張り手をし、ラディゲは吹き飛ばされる。そこへ、ブルースワローがブリンガーソードを投げつけ、そこへスマッシュボンバーを放つ。
「゙スワローコンヒューズ!゙」
ブリンガーソードによって霧状に拡散するスマッシュボンバー。火花を散らし、ラディゲをよろけさせる。
「ぐ………ハッ!」
上からはブラックコンドル、後ろからはレッドホークが迫っていた。
2人、いや、5人の連携攻撃が今決まろうとしている。
「゙コンドルフィニッシュ!!゙」
「゙ホークスラッシュ!!゙」
ジェットバンサーに命中すると、前方が壊れ、バチバチと火花が散る。
「アコさん、香さん、脱出して!!」
雷太に言われ、飛び降りる。その直後、ジェットバンサーは大爆発を起こしてしまう。
「来たなジェットマン………全員揃えるわけにはいかんな………」
ラディゲは再び光線を放つ。それを避け、雷太とアコがブレスに手を添える。
『クロス、チェンジャー!!』
ブルースワローとイエローオウルに変身し、ラディゲと戦う。
その間、香は竜を介抱しようと向かう。
「竜、しっかり!」
「…………なんで来たんだ………これは俺とラディゲの………」
「…………何で、そうなの?。ラディゲはあなただけの敵じゃないわ」
香は竜と面を合わせて話す。
「今の貴方を見たら、リエさんは悲しむわ」
「え………」
「貴方は今憎しみだけで戦って死のうとしてる…………でも、リエさんが愛した天堂竜は、ジェットマンのリーダーに相応しい戦士としての貴方だったはずよ!」
考えていなかった。憎しみにかられ、ラディゲを斃すことだけしか思えなくなっていたのだ。
「竜、リエさんの最期の言葉を覚えてる?。私を………」
゙私を忘れないで゙
「リエ!?」
幻か、香にリエが重なる。
「私にはわかる………リエさんは死にゆく中で遺した理由は、きっと貴方に自分を見失わないでいてほしいからよ!」
「自分を…………」
「貴方は戦士………そして、ジェットマンのレッドホーク・天堂竜でしょ!!」
「………!!」
そうだ。自分はジェットマン………人類の平和を守る使命を持つ。そして、リエはそれに誇りを持つ自分を愛してくれたのだ。
ならば、その想いを無下にはできない。
「香…………ありがとう………」
「竜……」
『うわぁぁァァッ!!』
竜達の前に、雷太とアコが倒れこむ。2人がかりでも、パワーアップしたラディゲに押されてしまうのだ。
「クク………まだ4人。今の内に潰させてもら………」
「―――――4人じゃねえ!5人だッ!!」
颯爽と現れる凱。ラディゲは思わず、焦りを顔に出す。まさか、こうも歴史通りに進むとは思わなかった。
「本当は6人だけどね」
アコが立ちながら言う。ジェフはこの場にはいないが、因縁あるメンバーはここに揃っている。
「ラディゲ…………待たせたな。今こそジェットマンの真の力で、お前を斃す!!」
「ぐ…………」
「みんな、行くぞォッ!!」
『オウッ!!!!』
全員がブレスに手を置く。今までにない程、同調した声が響く。
『クロス、チェンジャーー!!!!!』
ブレスの発光とバードニックスーツの装着。戦士達は各々の気合いを入れる。
「レッド、ホーク!」
「ブラック、コンドル!」
「イエロー、オウル!」
「ホワイト、スワン!」
「ブルー、スワロー!」
「鳥人戦隊………」
『ジェットマン!!!!!』
ラディゲは思わず後退りをする。フラッシュバックする過去に怯えを見せたのだ。
「ラディゲ、行くぞ!」
レッドホークの声で、飛び上がり、散るジェットマン。まず、ホワイトスワンが回転しながらラディゲをウイングガントレッドで狙う。
「゙スワニーアタック!!゙」
ブラッディゲートで受けるラディゲ。しかし、衝撃で押され、よろける。
そこに、イエローオウルが飛んだまま相撲でいう突っ張りを行う。
「゙オウル空中張り手!゙。はぁぁぁ………ドスコイ、ドスコイ!!」
連続で張り手をし、ラディゲは吹き飛ばされる。そこへ、ブルースワローがブリンガーソードを投げつけ、そこへスマッシュボンバーを放つ。
「゙スワローコンヒューズ!゙」
ブリンガーソードによって霧状に拡散するスマッシュボンバー。火花を散らし、ラディゲをよろけさせる。
「ぐ………ハッ!」
上からはブラックコンドル、後ろからはレッドホークが迫っていた。
2人、いや、5人の連携攻撃が今決まろうとしている。
「゙コンドルフィニッシュ!!゙」
「゙ホークスラッシュ!!゙」