「それにしても、コウ達の作ったダイレンジャーのスーツ、すげえ細かく作ってあるな。」
褒めてるのは雅之だけではない。クラスメイト全員の賛美が向けられるほど、精巧かつ美しく作ってある。
「よし!。発表会まで1週間、仕上げるぞォッ!!」
ほぼ最終段階にまで来た。あとは、何事も起きないのを待つのみ。
行方不明事件の影響で、発表会中止の案も浮上していた。執り行われるものの、心配は尽きない。
捕まってる子供達も助けなくてはならない。コウは休憩の合間、ダイレンジャーキッズのメンバーを集めて、あることを話す。
それは、直接攻めに出ること。そう、ロウソク調教師のアジトを発見したのである。
「今日の放課後、例のものを持って、町外れにあるキャンドルハウスに行こう!」
『オォォウッッ!!!!』
端から見れば、劇の成功を誓いあうものではあるが………。
町外れのキャンドルハウス。時刻は午後4時を迎える。中には、人間態のロウソク調教師と今までさらわれてきた子供達がいる。
61人いる。できれば、66人は集めたいところである。
「あの時、キバレンジャーさえいなければ……」
だが、子供達を献上し、褒め称えられる自分を妄想すると、興奮してくる。
理性を狂わせ、ロウソク調教師は息を荒くしていく。口をパクりと開けたまま固まった少年へ舌を向ける。そのまま口へ入れ、中を舐め回していく。
もはやディープキスと化しているものの、少年には抵抗する力もありはしない。
続いて、涙を流しながら固まった少女へ向かう。その舌で、右ほほを舐めようと顔を向けていく。
゙パリンッ!!゙
「ん?」
何かが割れた。どうやら、窓ガラスを貫き、何かが入ったらしい。眼を向けると、そこには発煙筒があり、煙が噴出されていく。
「のわっ………ゲホッ、ゲホッ………」
煙が充満し、たまらず外に出ていくロウソク調教師。出口に行くと、消化用のホースが横から水を勢い良くだし、ロウソク調教師を吹き飛ばした。
「ぬ、ねぅわぁッ!」
そのまま、近くにある廃工場へと飛ばされたロウソク調教師は怒りのあまり、怪人態へと姿を変える。
「どぅぅあれぇっだ!?」
「変態怪人め!。僕たちが、お前の悪行にケリを着けてやる!!」
聞こえてきたのは上からだ。廃工場の屋根を見ると、5人の影がある。
「き、貴様らは!?」
待ってました、とばかりに、戦士達は動作を始める。まず、赤色のスーツを纏った者が左腕と右腕を上下に離し、龍の顔を作る。
その後、左脚を弧を描きながら後ろへ下げ、虎のように腕を広げる。
「リュウレンジャー!。吼新星・コウ!!」
緑色のスーツの者は、右腕と左腕を右で組ませ、真正面へと伸ばした時に人差し指を立たせる。
その後、真上へ両腕を挙げ、腰まで一気に引き、左足を横に伸ばして、左腕を招き猫のように突き出す。
「シシレンジャー!正夫!!」
青色のスーツの者は、右手を開きながら、左拳を右側で重ねる。
その後、両腕を交差させて跳び、着いた直後に狼のように指を組ませて伸ばす。
「テンマレンジャー!健一!!」
黄色のスーツを纏った者が、右脚と左脚を交差させた後に、両腕を胸の前で交差させる。
その後、クルッと回転し、腕を広げた。
「キリンレンジャー!町子!!」
桃色のスーツを纏った者が、右手で鳥の嘴をイメージしたような形を指で作った後、右腕を上、左腕を下の形で龍をイメージした交差をする。
「ホウオウレンジャー!由貴!!」
全員の名乗りが終わり、リュウレンジャーが高く手をあげる。
「天に輝く、五つ星!!」
『五星戦隊………ダイレンジャー!!!!!』
褒めてるのは雅之だけではない。クラスメイト全員の賛美が向けられるほど、精巧かつ美しく作ってある。
「よし!。発表会まで1週間、仕上げるぞォッ!!」
ほぼ最終段階にまで来た。あとは、何事も起きないのを待つのみ。
行方不明事件の影響で、発表会中止の案も浮上していた。執り行われるものの、心配は尽きない。
捕まってる子供達も助けなくてはならない。コウは休憩の合間、ダイレンジャーキッズのメンバーを集めて、あることを話す。
それは、直接攻めに出ること。そう、ロウソク調教師のアジトを発見したのである。
「今日の放課後、例のものを持って、町外れにあるキャンドルハウスに行こう!」
『オォォウッッ!!!!』
端から見れば、劇の成功を誓いあうものではあるが………。
町外れのキャンドルハウス。時刻は午後4時を迎える。中には、人間態のロウソク調教師と今までさらわれてきた子供達がいる。
61人いる。できれば、66人は集めたいところである。
「あの時、キバレンジャーさえいなければ……」
だが、子供達を献上し、褒め称えられる自分を妄想すると、興奮してくる。
理性を狂わせ、ロウソク調教師は息を荒くしていく。口をパクりと開けたまま固まった少年へ舌を向ける。そのまま口へ入れ、中を舐め回していく。
もはやディープキスと化しているものの、少年には抵抗する力もありはしない。
続いて、涙を流しながら固まった少女へ向かう。その舌で、右ほほを舐めようと顔を向けていく。
゙パリンッ!!゙
「ん?」
何かが割れた。どうやら、窓ガラスを貫き、何かが入ったらしい。眼を向けると、そこには発煙筒があり、煙が噴出されていく。
「のわっ………ゲホッ、ゲホッ………」
煙が充満し、たまらず外に出ていくロウソク調教師。出口に行くと、消化用のホースが横から水を勢い良くだし、ロウソク調教師を吹き飛ばした。
「ぬ、ねぅわぁッ!」
そのまま、近くにある廃工場へと飛ばされたロウソク調教師は怒りのあまり、怪人態へと姿を変える。
「どぅぅあれぇっだ!?」
「変態怪人め!。僕たちが、お前の悪行にケリを着けてやる!!」
聞こえてきたのは上からだ。廃工場の屋根を見ると、5人の影がある。
「き、貴様らは!?」
待ってました、とばかりに、戦士達は動作を始める。まず、赤色のスーツを纏った者が左腕と右腕を上下に離し、龍の顔を作る。
その後、左脚を弧を描きながら後ろへ下げ、虎のように腕を広げる。
「リュウレンジャー!。吼新星・コウ!!」
緑色のスーツの者は、右腕と左腕を右で組ませ、真正面へと伸ばした時に人差し指を立たせる。
その後、真上へ両腕を挙げ、腰まで一気に引き、左足を横に伸ばして、左腕を招き猫のように突き出す。
「シシレンジャー!正夫!!」
青色のスーツの者は、右手を開きながら、左拳を右側で重ねる。
その後、両腕を交差させて跳び、着いた直後に狼のように指を組ませて伸ばす。
「テンマレンジャー!健一!!」
黄色のスーツを纏った者が、右脚と左脚を交差させた後に、両腕を胸の前で交差させる。
その後、クルッと回転し、腕を広げた。
「キリンレンジャー!町子!!」
桃色のスーツを纏った者が、右手で鳥の嘴をイメージしたような形を指で作った後、右腕を上、左腕を下の形で龍をイメージした交差をする。
「ホウオウレンジャー!由貴!!」
全員の名乗りが終わり、リュウレンジャーが高く手をあげる。
「天に輝く、五つ星!!」
『五星戦隊………ダイレンジャー!!!!!』