「竜兄・・・・・・!!」
心配してる暇があるのか疑問に思うほど、素早くトランザはリュウレンジャーに迫っていた。
白虎真剣を頭上に移動させ、ボルトランザを受け止める。重い剣撃ではないが、それ故に投身の移動が速い。
「フフ・・・レッドホークはチキンだから、お前は穴子のようにカットしてやろうか。」
「お前の好きなように・・・・・・なってたまるかよ!」
゙ピピッッ!゙
由貴と町子のオーラスプレッダーに通信が入る。どうやら、バイラムが現れたらしい。
「今、コウと竜お兄ちゃんがトランザと戦ってるみたいだけど・・・・・・」
本来なら、すぐに頷くべきところ。しかし、由貴にはトランザとは別の強い気を感じていた。
「呼んでるみたい・・・・・・あたし、行かなきゃ。」
その相手はわかっている。そのための特訓だったのだから。理解している町子も止めはしない。
みんなが応援に行くとしても、きっとコウがトランザを斃すと信じている。互いに、2人は同じだから。
「うん。あたし達がコウを助けにいくから。由貴ちゃんは、由貴ちゃんの戦いをしてきなよ!」
「うん!」
走っていく由貴。その後、町子は後ろの小さい滝を見る。水が溜まっていた池には、綺麗に切られた岩が転がっている。
「・・・・・・あたしも強くなりたいな。」
どんどん強くなっていく仲間に取り残されたくない。だから、自分も強くならなきゃならない。
そう思いながら、町子はコウのいる場所へ走っていく。
森を抜けた場所にある山と山の間にある場所。別の世界では、仮面ライダーと大ショッカーが戦っていたと聞いている。
そこに向かった由貴は、青龍月刀を手にしたまま歩いていく。待ち構えているのは・・・・・・。
「来てくれたね、ホウオウレンジャー。」
「アイリーン・・・」
妖刀セキラを手に、アイリーンは堂々としており、紅い炎が彼女を包んでいく。
「トランザではなく、私を選んだことを感謝するよ。君は私が斃したかった!・・・・・・トランス・イン・バーダー!!」
炎がアイリーンを包み、クリムゾンバーダーへと姿を変えていく。もはや、逃げることはできないし、由貴もするつもりはない。
オーラギャザーのキーが出てきて、由貴はそれをオーラスプレッダーと合体させる。
「気力転身、オーラッチェンジャーー!!」
心配してる暇があるのか疑問に思うほど、素早くトランザはリュウレンジャーに迫っていた。
白虎真剣を頭上に移動させ、ボルトランザを受け止める。重い剣撃ではないが、それ故に投身の移動が速い。
「フフ・・・レッドホークはチキンだから、お前は穴子のようにカットしてやろうか。」
「お前の好きなように・・・・・・なってたまるかよ!」
゙ピピッッ!゙
由貴と町子のオーラスプレッダーに通信が入る。どうやら、バイラムが現れたらしい。
「今、コウと竜お兄ちゃんがトランザと戦ってるみたいだけど・・・・・・」
本来なら、すぐに頷くべきところ。しかし、由貴にはトランザとは別の強い気を感じていた。
「呼んでるみたい・・・・・・あたし、行かなきゃ。」
その相手はわかっている。そのための特訓だったのだから。理解している町子も止めはしない。
みんなが応援に行くとしても、きっとコウがトランザを斃すと信じている。互いに、2人は同じだから。
「うん。あたし達がコウを助けにいくから。由貴ちゃんは、由貴ちゃんの戦いをしてきなよ!」
「うん!」
走っていく由貴。その後、町子は後ろの小さい滝を見る。水が溜まっていた池には、綺麗に切られた岩が転がっている。
「・・・・・・あたしも強くなりたいな。」
どんどん強くなっていく仲間に取り残されたくない。だから、自分も強くならなきゃならない。
そう思いながら、町子はコウのいる場所へ走っていく。
森を抜けた場所にある山と山の間にある場所。別の世界では、仮面ライダーと大ショッカーが戦っていたと聞いている。
そこに向かった由貴は、青龍月刀を手にしたまま歩いていく。待ち構えているのは・・・・・・。
「来てくれたね、ホウオウレンジャー。」
「アイリーン・・・」
妖刀セキラを手に、アイリーンは堂々としており、紅い炎が彼女を包んでいく。
「トランザではなく、私を選んだことを感謝するよ。君は私が斃したかった!・・・・・・トランス・イン・バーダー!!」
炎がアイリーンを包み、クリムゾンバーダーへと姿を変えていく。もはや、逃げることはできないし、由貴もするつもりはない。
オーラギャザーのキーが出てきて、由貴はそれをオーラスプレッダーと合体させる。
「気力転身、オーラッチェンジャーー!!」