やがて、光は一点に集まり、人の形を成す。そこにいる全員が目を奪われる。
見たことがないダイレンジャーが、そこにいたからである。
見た目こそリュウレンジャーであるが、キバテクターの紋章は五星になっており、より鋭利な鎧になっている。
ダイレンスーツの所々に黄金のラインがある。。加えて、白虎真剣自体にコウの゙天宝来来の玉゙が埋め込まれていて、白虎の顔が黄金の龍に変わっている。
「な、何者だ!?」
謎の戦士はシャダムを向く。
「………コウリュウレンジャー・コウ!!」
白虎真剣を進化させた武器、黄龍神剣を手に堂々と立つ。
「負けない………もう負けない………絶対に勝つ!」
「ぼさけぇぇ!」
シャダムが斬りかかる。だが、それを左の素手で受け止め、黄龍神剣で反撃する。
「グゥオッ!」
鎧に傷跡が残る程にダメージを与えられた。シャダムは地獄の炎や針を飛ばすも、すべてコウリュウレンジャーに弾かれる。
コウリュウレンジャーは、大自然に眠る気力そのものにして、歴史に存在しない新たなる力である。
すべての気力技を用いる事ができるため、たくさんの星の力を使役する。
シャダムも信じられなかった。こんなにまで強いとは……………。
「そんなことが……あってたまるかぁぁァッ!!」
闇がシャダムを軸に広がっていく。゙無間獄゙である。それを一度゙地獄の鍵゙に収束させる。
これを受ければ、すべて消滅してしまう。
しかし、コウリュウレンジャーは臆さない。
「終わりだァァッ!」
空間が歪むほどの黒い光がコウリュウレンジャーへ迫る。誰もが息を呑む中、黄龍神剣が輝いた。
「超気伝最終奥義・゙黄龍゙!!!」
コウリュウレンジャーを巨大な黄金の光が包む。それは龍の姿となり、シャダムへと向かっていく。゙無間獄゙を突き破り、゙黄龍゙はシャダムへと命中した。
「ヌゥゥゥゥォォォッッ!!!!!!!!」
……………光が晴れた。ダイレンジャー達は様子を窺う。
そこには、゙地獄の鍵゙が砕かれていて、シャダムは人間的な状態になっている。
また、転身が解かれたコウも黙ってみている。
「勝った………コウが勝った………」
将児が勝利を喜ぶ。もちろん、コウも含めて嬉しくないわけはないが、悲しそうな表情だった。
「シャダム………なんで、こんな……………」
愛したはずのアヤを追わなかったのはなぜか、人類支配をたくらんだのかはわからない。
「俺は…………すべてを手にしたかっただけだ………人も、世界も…………だが、お前達の心まで変える事は出来なかったか。」
「当たり前よ。人は………人の強さがあるのだもの。」
アヤが現れる。しかし、シャダムは何も動かない。嬉しそうでありながら、悲しそうな。
゙ゴゴゴ…………゙
『何だ!?」
「だ、大神龍だがや!」
浮いているはずのゴーマ宮が揺れるのは、大神龍が攻撃をしているからである。
街ではなく、争いを解決するには当事者を消せばいいという結論に達したのだろうか。
「ここは危ない………脱出しよう!」
みんなで逃げようとしている時に、コウは動かない。なぜなら、シャダムの傍から離れないからである。
「何やってるんだ!?母ちゃん、早く行かないと………」
「母上…………」
阿古丸を抱えている亮だけではなく、全員が見ている。
アヤは泣きそうな顔で見つめてくる。
「シャダムの魂は…………私が連れて行きます!」
『!?』
見たことがないダイレンジャーが、そこにいたからである。
見た目こそリュウレンジャーであるが、キバテクターの紋章は五星になっており、より鋭利な鎧になっている。
ダイレンスーツの所々に黄金のラインがある。。加えて、白虎真剣自体にコウの゙天宝来来の玉゙が埋め込まれていて、白虎の顔が黄金の龍に変わっている。
「な、何者だ!?」
謎の戦士はシャダムを向く。
「………コウリュウレンジャー・コウ!!」
白虎真剣を進化させた武器、黄龍神剣を手に堂々と立つ。
「負けない………もう負けない………絶対に勝つ!」
「ぼさけぇぇ!」
シャダムが斬りかかる。だが、それを左の素手で受け止め、黄龍神剣で反撃する。
「グゥオッ!」
鎧に傷跡が残る程にダメージを与えられた。シャダムは地獄の炎や針を飛ばすも、すべてコウリュウレンジャーに弾かれる。
コウリュウレンジャーは、大自然に眠る気力そのものにして、歴史に存在しない新たなる力である。
すべての気力技を用いる事ができるため、たくさんの星の力を使役する。
シャダムも信じられなかった。こんなにまで強いとは……………。
「そんなことが……あってたまるかぁぁァッ!!」
闇がシャダムを軸に広がっていく。゙無間獄゙である。それを一度゙地獄の鍵゙に収束させる。
これを受ければ、すべて消滅してしまう。
しかし、コウリュウレンジャーは臆さない。
「終わりだァァッ!」
空間が歪むほどの黒い光がコウリュウレンジャーへ迫る。誰もが息を呑む中、黄龍神剣が輝いた。
「超気伝最終奥義・゙黄龍゙!!!」
コウリュウレンジャーを巨大な黄金の光が包む。それは龍の姿となり、シャダムへと向かっていく。゙無間獄゙を突き破り、゙黄龍゙はシャダムへと命中した。
「ヌゥゥゥゥォォォッッ!!!!!!!!」
……………光が晴れた。ダイレンジャー達は様子を窺う。
そこには、゙地獄の鍵゙が砕かれていて、シャダムは人間的な状態になっている。
また、転身が解かれたコウも黙ってみている。
「勝った………コウが勝った………」
将児が勝利を喜ぶ。もちろん、コウも含めて嬉しくないわけはないが、悲しそうな表情だった。
「シャダム………なんで、こんな……………」
愛したはずのアヤを追わなかったのはなぜか、人類支配をたくらんだのかはわからない。
「俺は…………すべてを手にしたかっただけだ………人も、世界も…………だが、お前達の心まで変える事は出来なかったか。」
「当たり前よ。人は………人の強さがあるのだもの。」
アヤが現れる。しかし、シャダムは何も動かない。嬉しそうでありながら、悲しそうな。
゙ゴゴゴ…………゙
『何だ!?」
「だ、大神龍だがや!」
浮いているはずのゴーマ宮が揺れるのは、大神龍が攻撃をしているからである。
街ではなく、争いを解決するには当事者を消せばいいという結論に達したのだろうか。
「ここは危ない………脱出しよう!」
みんなで逃げようとしている時に、コウは動かない。なぜなら、シャダムの傍から離れないからである。
「何やってるんだ!?母ちゃん、早く行かないと………」
「母上…………」
阿古丸を抱えている亮だけではなく、全員が見ている。
アヤは泣きそうな顔で見つめてくる。
「シャダムの魂は…………私が連れて行きます!」
『!?』