その光景をバイロック内部では見ていたラディゲは崩れ落ちていた。




「そんな………セミマル……セミマルがあぁぁ………」


その様子を見ていたマリアは口元を緩めた。


「アハハハハハハハハハ!!あれだけ口を叩いてた割に、大したことなかったわね!アハハハハハハハハハ!!」


「本当~。ラディゲ、マジでだっさ~。」



「ドンマイだラディゲ。」


それぞれラディゲへの言葉をかけると、部屋に戻っていく。
ただそこにはその、放心状態のラディゲが沈んでいるだけだった。






聳え立つ牙凌王とグレートイカロス。このロボット達を背に、キッズ達とジェットマン、そしてディメンシアンは手を重ねアイ、力を合わせて戦うことを誓うのだった。



つづく