セミマルが迫り来る中、空間がゆがみはじめ、ラディゲが現れた。
「ククク………ダイレンジャーよ、今日こそ貴様達の最期よ。」
「ラディゲ!こいつは………」
「小奴は究極の破壊獸・セミマル。ジューザが遺した生物兵器よ。」
ホウオウレンジャーは回想していた。ジューザとの戦いをしている際、彼女が必死に庇っていた胸の卵。
あれが孵り、成長したのが目の前にいる化け物だと認識するのに、時間はかからなかった。
「さあ、セミマルよ………ダイレンジャーを殺せ!!」
「ウオオオッッ!!」
翼を広げて空中から攻めてくるセミマル。腕に生えている爪でキッズ達を斬っていく。
「うわぁッ!」
「きゃあッ!」
攻撃を受けて転がり、空中にいるセミマルをダイバスターで狙撃するキリンレンジャー。
それを弾くが、テンマレンジャーが放った雷とリュウレンジャーの炎がセミマルを捉える。
体から火花が散り、落ちるセミマルへ、ホウオウレンジャーの斬撃が向かう。
「ハァッ!ヤァッ!」
のけぞるセミマル。それをクジャクビットが結界陣を張って拘束する。
その様子を見て、ラディゲは驚愕した。伝説と謳われたセミマルが、こうも追いつめられている。
「バ、馬鹿な………」
結界で動きを止めてる間に、キッズ達は気功弾をセットする。
充分にパワーを溜めると、リュウレンジャーの掛け声で一斉に放つ。
『気力………ボンバー!!!!!』
五つの気功弾が一つになり、セミマルを直撃して爆炎が上がる。
「よっしゃッ!!」
ガッツポーズをとるリュウレンジャー。それとは対照的に、ラディゲはその爆炎を非常に困惑した表情で見ていた。
ジューザによって与えられた時間の中で、愛を知った。その愛を否定し、早紀を殺してまで選んだセミマル。
それが目の前で爆散した。到底、認められるものではない。
「違う………こんなもので、こんなものでは無い筈だ!セミマルよ!!」
「ククク………ダイレンジャーよ、今日こそ貴様達の最期よ。」
「ラディゲ!こいつは………」
「小奴は究極の破壊獸・セミマル。ジューザが遺した生物兵器よ。」
ホウオウレンジャーは回想していた。ジューザとの戦いをしている際、彼女が必死に庇っていた胸の卵。
あれが孵り、成長したのが目の前にいる化け物だと認識するのに、時間はかからなかった。
「さあ、セミマルよ………ダイレンジャーを殺せ!!」
「ウオオオッッ!!」
翼を広げて空中から攻めてくるセミマル。腕に生えている爪でキッズ達を斬っていく。
「うわぁッ!」
「きゃあッ!」
攻撃を受けて転がり、空中にいるセミマルをダイバスターで狙撃するキリンレンジャー。
それを弾くが、テンマレンジャーが放った雷とリュウレンジャーの炎がセミマルを捉える。
体から火花が散り、落ちるセミマルへ、ホウオウレンジャーの斬撃が向かう。
「ハァッ!ヤァッ!」
のけぞるセミマル。それをクジャクビットが結界陣を張って拘束する。
その様子を見て、ラディゲは驚愕した。伝説と謳われたセミマルが、こうも追いつめられている。
「バ、馬鹿な………」
結界で動きを止めてる間に、キッズ達は気功弾をセットする。
充分にパワーを溜めると、リュウレンジャーの掛け声で一斉に放つ。
『気力………ボンバー!!!!!』
五つの気功弾が一つになり、セミマルを直撃して爆炎が上がる。
「よっしゃッ!!」
ガッツポーズをとるリュウレンジャー。それとは対照的に、ラディゲはその爆炎を非常に困惑した表情で見ていた。
ジューザによって与えられた時間の中で、愛を知った。その愛を否定し、早紀を殺してまで選んだセミマル。
それが目の前で爆散した。到底、認められるものではない。
「違う………こんなもので、こんなものでは無い筈だ!セミマルよ!!」