間に合わない。そう誰もが思った。シンケンダークも筆を振るうが、間に合いそうもないと感じている。


゙シュンッ!!゙


何か音がしたと思えば、火炎弾が真っ二つに斬り裂かれ、後ろのアヤカシを撃破していた。
そこには、見たことがないスーツを纏った6人がいた。かつて一緒に戦ったことのあるゴーオンジャーとは違うようだ。


「君達は………」


「通りすがりの五星戦隊だ!!覚えておいてね、」



「コウ、それはパクり………。」


微妙にツッコミを入れる健一。他のメンバーは武器を手にナナシ達を撃破していた。


「子供………?」


声色からして、まだ幼い子供だとわかった。だが、その実力は自分達に劣ってるとはいえない。
ある程度斃していくと、不利と見てか外道衆らも引き上げていった。




転身を解除すると、コウ達の姿を見て驚かれる。丈瑠も子供の頃から鍛錬を積んではいたが、実戦にてここまで発揮するまではなかった。


「うわ………本当に子供………」


栞子が驚くのも無理はない。あの丈瑠でさえ驚愕してるのだから。



「兄ちゃん達、゙シンケンジャー゙って戦隊なんでしょ?」


コウは丈瑠に近づいていく。お互いにわかるのだろう。激しい戦いを生き抜いてきた眼、体、心を持っていると。


「ああ………。助かっ………」