その頃、小学校では由貴と同じくジハンキジゲンのジュースを飲んでしまっていた優美が症状を表し始めていた。



「ひざまずきなさい。あたしのペットになれば、゙楽しいこどをさせてあげるわよ?」



そう。優美の隠された本性は、゙女王様゙であったのだ。普段からは考えられない姿に戸惑う男子たちだったが、゙楽しいこどに興味を抱いて従っていた。



「博人、足をお舐め。」


この博人は、優美のことが好きだった。彼女の仕草一つ一つに魅力を感じるほどである。
上履きと靴下を脱ぐと、スラッとした脚を見せる。



「もし舐めたら、あなたにば花園゙をいち早く拝ませてあげるわ。」


「!!?」


いくら小学4年生といえど、もう思春期。゙花園゙に興味を抱いている。


「な、舐めます!」


「ずりぃぞ博人!俺が先だ!!」


争う男子たちを見て高笑う優美。その愉快な姿は、まさに女王様であった。