゙天空大風車゙を受けたベムは光が溢れさせながら、空中で爆散した。


「よっしゃああァァッッ!!」



コウ達は勝利を喜び、地上に降り立つ。そして、ジェットマンのところへ向かった。


「君達は何者なんだい?ジェットマンでもないのに………」


「兄ちゃん、聞いてなかったの?。僕らは五星戦隊ダイレンジャー…………キッズだよ。」


今ここに、世界を救う代行ヒーローが誕生したのであった。









一方、バイラムに帰還したラディゲはひどくダメージを負っていた。

「あんな子供に………無様だなラディゲ。」


元はレッドホークこと竜の恋人であったリエも、洗脳されて幹部マリアになっていた。


「奴らは思った以上に強い………何者だというんだ?」


「アハハハハ!もしかして、ジェットマンより強いの?」


少年幹部トランは、自分と同年代の少年少女が戦うことに興奮している。

「むぅ………」


ロボット幹部であるグレイは、ただダイレンジャーキッズの戦力の分析をしていた。


ラディゲはヒドく恐怖していた。予想外のことに焦りすぎたのだと感じる。
次は負けない。そう思ったのだった。



つづく