悲しみに暮れる子供たちを次元獣が囲む。喰われるか、殺されるか…………。
5人はオーラチェンジャーを出し、戦おうとしている。



゙キイイィィィンッッ゙


突如音が響き、空を見ると白色の電車が走っている。
そこから現れたのは、1人の青年。


「やっぱり世界を繋ぐ橋の影響が………行くよ、モモタロス!」

「おうよ!」


赤い光が青年の体に入ると、髪が逆立ってベルトを巻く。
彼は変身し、かつてコウがゴーマ1世と戦った時に目撃したものに似ていた。


「俺、参上!!」


「あれは………仮面ライダー?」


「おう坊主……よくわかったな……俺は電王ってんだ。」



(モモタロス、てんこ盛りになって一気に片付けよう!)


そう言うと、電王はケータッチを取り出してコード入力をし、クライマックスフォームとなる。


「コウ、俺たちも転身するぞ!兄ちゃんたちの仇を討つんだ!!」



健一の言葉に動かされ、全員がダイレンジャーキッズに転身する。


「ほう………ガキの割にはいっちょ前な感じだな………。よし、最初からクライマックスだぜぇッッ!!」