すると、大五と優美ちゃんが犬や猫について楽しそうにしゃべってるのを目撃する。


「大五兄ちゃん………強敵だぞ正夫。」


肩をポンと叩くコウ。弱気な正夫は落ち込んでしまう。
そんな時、コウの懐にある白虎真剣が゙何がを感じて反応する。



「やべえ………やべえぞ、コウ!!」


「え?何だよ?」


「゙何がが………来るぜ!」


コウが空を見ると、亀裂が走っていた。まるでガラスのようにパキパキと割れ、要塞が現れる。



「我らは次元戦団バイラム。総ての創造と破壊を司る者………即ぢ神゙なり!。人間どもよ、我らに従え!!」


突如現れた青白い顔の男の幻影が映し出されている。大五はすぐさま他のダイレンジャーに連絡し、街中へ急いだ。


「ゴーマじゃない…………何が起ころうとしているんだ?」



コウたちも、後を追っていくが、途中でクラスメートの雅之と啓太に遭遇する。


「何かヤバくね?」



「あれ………何か起こるのかな?」


「大丈夫!ダイレンジャーが何とかしてくれるよ!」


心配している雅之たちに、健一は大丈夫だと言います。
頷く雅之たちですが、草村から狙う影が。そう、バイラムの次元虫である。
次元虫は触手を伸ばし、雅之と啓太を絡め捕る。すると、彼らの体が発光し、悲鳴を上げながら消えてしまった。