「さっきもあたしを見逃してくれたじゃない!早く、元の照夫君に戻って!!」
必死に叫ぶ。震える声で。小さい体で。もう何も失いたくないと。
「………鈴木照夫はお前に好意を抱いていた。残留思念があったから殺せなかったが、今は既にこの体は我のもの……今殺してやる。」
「え………」
由貴に向かって光弾を放つアークオルフェノク。アルファはミラージュフォームになり、全力で追いつき、盾となった。
「うっ………」
「お兄ちゃん!」
一撃で深手を負ってしまう。だが、堪えてアルファハルバードを手に取った。
「君は生きろ………できれば、君のお嫁さん姿を見たかったな。」
「え………」
「チェック!!ウオワアァァッッ!!!」
゙クロスエンデバー゙を発動してアークオルフェノクに斬りかかるアルファ。一本を受け止められるも、自身の体を密着させて一緒に貫いた。
「グオッ!」
「今だ!俺ごとやれぇぇ!」
由貴の存在は、亮にとって希望だった。夢を、仲間を、生きる目的を失った自分に居場所を与えてくれた存在。
妹のように可愛かった。彼女を守ることが、自分の役目ならば、きっとそこがいるべき場所だったのだ。
必死に叫ぶ。震える声で。小さい体で。もう何も失いたくないと。
「………鈴木照夫はお前に好意を抱いていた。残留思念があったから殺せなかったが、今は既にこの体は我のもの……今殺してやる。」
「え………」
由貴に向かって光弾を放つアークオルフェノク。アルファはミラージュフォームになり、全力で追いつき、盾となった。
「うっ………」
「お兄ちゃん!」
一撃で深手を負ってしまう。だが、堪えてアルファハルバードを手に取った。
「君は生きろ………できれば、君のお嫁さん姿を見たかったな。」
「え………」
「チェック!!ウオワアァァッッ!!!」
゙クロスエンデバー゙を発動してアークオルフェノクに斬りかかるアルファ。一本を受け止められるも、自身の体を密着させて一緒に貫いた。
「グオッ!」
「今だ!俺ごとやれぇぇ!」
由貴の存在は、亮にとって希望だった。夢を、仲間を、生きる目的を失った自分に居場所を与えてくれた存在。
妹のように可愛かった。彼女を守ることが、自分の役目ならば、きっとそこがいるべき場所だったのだ。