経験したことのない

発作が起きたとき

私は

動悸や貧血に似たような症状

発汗があった


心療内科にいって薬を飲み始めて

すこしずつ安定してきた

医師に

いつ発作がおきてもいいように

頓服薬をいつも持ち歩くように

いわれ

それがお守りのようにもなった


この薬があるから大丈夫

と思えることは、とても安心材料だった


私の場合

「ここにいなくてはならない」

「しばらくここから動けない」といった

時間が発作が起きやすかった


子供の授業参観は

教室の出入口付近にたつことで

いつでも出られるから大丈夫という

状況で安心するようにした

もっと奥に言ったらと言われたら

詳しく説明することはない

「私貧血になりやすいの」といった

嫌な顔をする人はいない

いてもきにしない

わがままでそこにいるわけじゃないのだから


電車内も

不安だった


エレベーターは案外大丈夫

電車はちょっと不安


強い発作がおちつきはじめたころ

医師が「苦手な場所にすこしずつ足を運んで」

といった

訓練と確認をして

「大丈夫」を重ねるということだ



調べてみると

芸能界でも

パニック障害で悩んだ人は

結構いた。

なんだ、自分だけじゃないんだ


気長に

ゆっくり

あわてない

大丈夫


だいぶ良くなったかと思うと

また軽い発作が起きたりした


すぐよくなるものじゃない

あわてない