今日、仕分けの最後の日ですが、衆議院本会議の開催が定まらず、日程が流動的です。今、仕分け会場では参議院議員の蓮舫さんがAチームでは唯一の議員仕分け人として頑張っていますが、午後に予定されている全日本トラック協会と、それから例の手抜き工事で一躍有名になった道路保全技術センターと、この二つだけは枝野大臣はじめ衆議院議員全員参加で今夕に仕分ける予定になっています。

いま、本会議開催待ちで、事務所で待機中ですので、今回の仕分けで感じたことを箇条書きにしてみます。

・今度、仕分け候補をリストアップするときには、大物次官が歴代天下っている財団とかは最優先で仕分けるべき。

・また、暮らしに密着した財団とかは同じく最優先で仕分けたい。今回も「塩センター」とか、こんなところにも財団が、という意外な感じもあり、マスコミも多く取り上げていただいた。免許証更新とかもわかりやすかった。

・エコマークなどの、いわゆる特権ビジネスを今度はもっと多く取り上げたい。

・役員一名、職員一名、とかいうようなのは、だいたいトンネル会社。機械的に6625団体から抽出すべし。

・公務員人員抑制の結果、切り出された財団が多い。しかし、人件費・物件費の総体が小さくなっているのかどうか、検証がいい加減。

・そもそも財団という中途半端な位置づけは、「サンセット方式」で、いつかは役割を終えて消滅すべき。永続を前提にしているから、おかしなこと、税金無駄遣いが止まらない。

・一社応札、などは競争導入とはいえない。結果的にその財団一社しか応札しなかった入札は、無効とすべし。

・民間企業と財団とを同じ仕事で地域を変えて競わせる。質を比較することが必要。

・将来の投資目的に流動資産を溜め込むメンタリティーがある。財団の長期借り入れに関して整理が必要。

・「改革トップランナー」ルールを水平展開すべし。たとえば、役員退職金を廃止したり、常勤役員を無くしたりする財団が出てきている。それが財団の基本ルールというようにしたい。