を買って驚いたのが

 

アニメのカムイ外伝より暗い世界観でした

江戸時代

田舎百姓と(田舎)武士と、

いわゆる被差別部落(エッタ、非人)

対比させた物語で

救いようのないような欝(うつ)展開が大半で、

線画も多用され、

より暗いイメージを強調した漫画でした

僕の原体験も重なり

むさぼるように読みました

 

後々知ったこともあるんですが

僕が住んでいる地域が

台湾部落、朝鮮部落、被差別部落が多かったので

 

中学校から

同和教育も盛んで

教科書として、「にんげん」と言う本が配布されていました

当然差別はアカンと

子供心に思っていましたが

 

そう言うことをわざわざ教える意味が

解りませんでした

 

それは置いておくとしても

漫画に

「政治的意味合い・社会的意味合い」をつけた

最初の漫画だったかも知れません

「カムイ伝」

 

ただ

武士より強い非人、忍者と言う設定には

??な箇所もありました

 

階級史観

まるっと納めたような漫画

ドラマとしては面白いのですが

荒唐無稽さも感じていました

 

と言っても

白土漫画は、これだけでは無く

 

 

 

など

階級史観ウインクでありながら

エンターテイメントの香りが強い作品もあり

嫌いになれない漫画家でした
 
理屈っぽいですがw