再び

70年代教科書に戻ります

 

韓国皇帝(高宗こうそう)

この闘争を背景に

 

1907年
オラングのハーグ
開かれていた
万国平和会議に密使を派遣し
韓国の独立維持を列国に訴えた
 
しかし
(欧米)列国は
日本の朝鮮支配を承認していたので

 

これを黙殺してしまった
この事件をきっかけに

 

日本
第3次日韓協約をおしつけ

 

内政をも指揮・監督下におき
韓国軍隊を解散させた

 

この日本の
帝国主義的侵略への
反対運動のなかで

統監・伊藤博文

暗殺されたのである

(1909)

 

どこの国の本の

記述かと思える

書き方ですが

 

これもまた

当時70年代の

日本の雰囲気だったと思います

 

戦争より平和が大事

これは部分的には

真実だと思いますが

 

その信奉者らしき有識者

(参考書執筆者)

当時の日本立ち場・状況

考慮せず

 

一方的な

見方を書いていることについては

今現在の僕は

怒りを覚えます

 

当時は

真実だと信じていましたし

 

教科書・参考書を疑う頭は

残念ながら持っていませんでした

 

そして

身近に

近現代の

歴史の事実を知る手段

ありませんでした

 

事実だけで言えば

参考書の内容も一つの見方で

事実ではありますが

 

日本を悪と見なすような

巧妙な書き方を

子供の僕には

見抜けませんでした

 

そして、

朝鮮併合へと時代は

動きます