ミリオン6thツアーお疲れ様でした!Tajiです。

積もる話もありますが、7thではコニファーフォレストが会場として選ばれたということで、

8/3,4のRoseliaのライブに参加した時の経験を元にいろいろまとめてみました。

(もともとWordファイルで頒布しようと思ったけどめんどいのでこっちに書きました)

 

1. コニファーフォレストとは

1.1 会場の場所

コニファーフォレストとは、富士急に隣接されたライブ会場です。そのため、厳密には富士急の入場ゲートの中にある施設ではありません。よって、富士急自体の営業時間が17時まで(時期により22時まで)なのに対して、こちらの利用時間は独自で決めることができ、17時開演のライブなども行えるようです。富士急とは大きな道路をはさんだ反対側に位置し、およそ10分もあれば移動することができます。この記事を書いた時点では富士急の入場料は無料であったため、もし早目に着いたら園内を散歩したり、お昼を取ったり、遊んだりすることもできますね。また、駐車場も近くにあり、イベント開催時には臨時駐車場も開くため、電車以外にも車での移動も可能です。

 

1.2 キャパと座席

コニファーフォレストのキャパはだいたい2万人程度と言われています。また、周囲には自然がいっぱいの会場であり、非常に横に長いことが特徴です。入場口は4列で通れるかどうかのゲートになっており、非常に狭いです。

当時の座席図はネット上に転がってますので、そちらを確認してください。

 

最前のPブロックはプレミアムシートと言われる、こちらでいうアソビの座席に相当します。また、基本的に会場内は平面となっていますが、会場後方のEブロックは石段となっており見やすくはなっています。おそらく、このブロックは一般相当の座席になると思われます。また、トイレは仮設トイレであるため、気になる方は園内のトイレで済ませる方がよいと思います

 

1.3 物販会場、フラスタ

主な物販会場は2つありました。1つは富士急のお土産コーナーとなりの体育館のような場所、もう1つは入場口近くとなっていました。また入場口の方の物販会場近くにフラスタが設置されていました。

 

2. 移動手段

2.1 往路

富士急自体は山の奥深くにあるため、東京都の隣とはいえ新宿から電車で2.5時間はかかります。しかし、その分多くの移動手段が富士急側で用意されており、また、電車でも無理なく到着できるため、富士急に来ること自体は容易だと思います。おそらく多くの方が宿泊場所と復路について気にしていると思われるので本部分は割愛します。

 

2.2 復路

富士急に問題なく来ることはできるなら、帰ることも問題ないと思うでしょう。しかし、帰りになるとかなり事情が変わってきます。ここで、想定される移動手段とそれらの利点と欠点をまとめてみましょう。ここでは、電車、車、バス、バスツアーについて扱います。

 

①電車

ライブ会場に来る手段としては、最も多くの人が利用する移動手段だと思います。果たして、富士急ではどのような問題があるのでしょうか。

 

富士急→1時間→大月→1時間→八王子→30分→新宿 2397円

                         →1時間→横浜 2570円

利点

・富士急~八王子間では事故なども少なくほぼ定刻通りに着く

・1人で参加する場合、バスと交通費が同じくらいだが終電が遅い

・終電でも山手線内くらいまでは帰れる

 

欠点

・終電は21時20分と早い

・車両数が少ないため、八王子までの2時間は満員電車の可能性あり

・会場からの脱出時間、駅までの移動時間はそれなりにかかるため忙しいかも

 

それ以外にも、終演時間によっては途中抜けも覚悟したほうがよいです。これでもやはり多くの人は電車で移動することになるでしょう。

 

②車

イベント会場には大駐車場でなく駅が隣接されていることが多く、普段は車で来る人は少数派だと思われますが、ここではどうでしょうか。

 

富士急→20分→大月→35分→八王子→25分→新宿   2460円

                        →31分→横浜町田 2610円

 

利点

・終電の心配なし

・複数人で乗れば最安の移動手段

・周辺駐車場は1000~1500円程度と安く、臨時駐車場に至っては無料である

・おそらく関東西部からだと最速の移動手段

・途中のSAで夕飯を取れる

・名古屋、静岡、長野方面への渋滞は少な目かつ複数ルートが選択できる

 

欠点

・要途中休憩

・富士山の登山シーズンだと隣接以外の駐車場が混雑

・臨時駐車場まで山道を歩いて1時間

・ルート内の高速に渋滞の名所あり、事故が発生すると八王子まで結局2時間かかる

・高速が事故ると下道も大渋滞、最悪の場合、山道を攻めることになる

・土曜日より日曜日の方が比較的混みやすい

 

実際に8月の時は車で行きました。不確定要素はありますが、交通費、時間ともに最強レベルだといってもいいため、使えるなら使いたい手段ですね。

 

③バス

一般の高速バスを使うこともできます。乗車地点も多く、それなりの利便性も有していますが、本当に有効なのでしょうか。

 

富士急→1時間半→新宿    1950円

     →2時間半→横浜町田  2200円

 

利点

・車なしでも1時間半で都内に行ける

・途中休憩不要

・電車よりは快適

・それなりに行き先が豊富

 

欠点

・終バスは20時20分と電車より1時間早い

・電車より乗れる人数は圧倒的に少ない

 

電車よりは快適に移動できる利点は強いですが、終バスがあまりにも早いです。予約するなら早くした方がいいですが、公演時間が長引きそうならこちらもさらに早く途中抜けを考える必要があります。

 

④バスツアー

イベント公式がバスツアーを用意してくれることもあります。調査時にはバンドリ、セカオワで実施されていたことがわかっています。アイマスでも出る可能性があるため、ッ参考情報として置いておきます。

バンドリのときのツアー http://www.fujikyu-travel.co.jp/free/?no=430

 

富士急→3~4時間→新宿 往復8900円

   →4~5時間→横浜 往復8900円

 

利点

・往復で予約ができて楽かつそれなりに安定した移動手段である

・終演後の出発が確約されている

・出発地はそれなりに多く、電車と違い名古屋、大阪まで帰宅可能

・バスツアー限定オリジナル特典があるかも

 

欠点

・まあまあ交通費が高め

・終了後に結構早く移動しなければならない可能性あり

・午前中に到着する発車地が多いため、当日の計画は立てておいた方がよい

・両日バスツアーだと、1日目駅到着から2日目駅出発まで7時間程度しかない

 

安心して移動できるのは強いですが、特典目当ての人も結構いそうですし、詳細が出次第予約した方がよいですね。

 

2.3 宿泊

河口湖自体は観光地であるため、しっかりした宿泊施設はたくさんあります。しかし、ビジネスホテルなどの施設は少なく、それなりの代金がかかります。もし泊りで行くならば、八王子か甲府まで移動して宿泊する方が最終的には安くなる可能性もあります。(そもそも、これを書いている時点で会場周辺の宿泊施設は予約で埋まったなんて話も聞いたような?)

日帰りできるなら日帰りした方がいいのは確実ですが、上記のように移動も厳しいため、最低でも市街地である八王子か甲府まで抜ける手段を組んでおく必要があると思います。

 

2.4 総評

総じて帰宅手段、宿泊手段に乏しい会場であることがわかったと思います。セキスイハイムスーパーアリーナ(終演後の電車が1時間に1本、駅から山登り30分、周囲は虚無)や西武ドーム(満員電車、大渋滞、周囲は山)もなかなかな言われようですが、そういった意味での最高を更新してしまうのではないでしょうか。ここで書いた情報を参考に、自分なりの移動手段の確保をおすすめします。

 

3. 公演

3.1 公演時間、入場退場

両日ともに開場 15:30 開演 17:00 終演 19:30

前章の話から行くと、終演時間はほぼ同じくらいの時間になることが予想されます。そう考えると、開場が13時半前後、開演が15時前後になりそうです。12時前後には会場近く到着の想定で動けば問題はないでしょう。入場時は狭い入場口をくぐった後にチケットの確認を行い、最初の画像を元に自分の積に移動するという流れになります。退場は規制退場となります。順番はバスツアー参加者、Pブロック(最前のプレミアムシート)、Aブロック(Pの後ろ)、B、…、E(最後方)の順でした。おそらく最短脱出組から最後までで30分以上は差が出ると思います。また、バスツアー参加者の所では特に参加者であることは確認されないため、抜け出ることも可能です。ただし、バス乗車場所である園内方面まで流されるため、隣接以外の駐車場に行く場合はうまく流れから抜ける必要があります。

 

3.2 屋外特有の設備と現象

あちらにとっても単独イベでは初の屋外であるため、いろいろな取り組みがされていました。ネタバレになってしまうかもしれないため、気になる人は飛ばしてください。

 

ネタバレ↓

 

①空撮ドローン

開演直前から会場周辺をドローン(クワッドロータ)が周辺を飛行し始め、ライブ中は上空から全体を映すように撮影していました。もちろん映像はMC中などにモニターに映し出され、観客は非常に驚いていました。

②炎と水

参加したライブでは、炎と水がテーマとなっていました。ステージ直前には火炎放射器と水放射器が設置されており、非常に大きな炎と噴水が上がっていました。過去に初星演舞でも炎は使用されていましたが、噴水を使うこともあるとしたら楽しみですね。ちなみに20列目くらいでも炎がかなり熱いです。実際にセミが焼かれてステージ上に落ちていたようです。また、水は太陽光がいい感じに当たると、虹が見えて綺麗です。

③花火

そもそも参加した日は富士急でも花火が上がる日として設定されていましたが、ライブ会場自体にも花火の設備がありました。アンコール中にスターマインが上がったり、キャラの色の花火が上がったりする演出があり非常にきれいでした。夏を満喫した感じがあり、非常に感動しました。

 

ネタバレ↑

 

屋外特有の現象としては次の点がありました。

①日中はライトの色がほぼ見えない

西武ドームなどの半野外の場所に行ったことがある人はすでに感じたことがあるかもしれませんが、日中はライトの色が非常に薄いです。UOはしっかり光りますが、みかんバーみたいな色をしているだけで、光っているというよりは塗装された棒のような見た目となります。参加したライブはそもそも落ちサビで折る人が少ない雰囲気でしたが、ミリオンではどうなるでしょうか…。

②外の天気、気温

富士急自体は山の中にあるため、8月でも30度を超えず非常に涼しかったです。ただし、降雨には注意です。傘をさすことは禁止かもしれませんし、そもそも雨宿りできる場所も会場内にはないため、混乱は必至でしょう。

③虫

まあまあ飛んでいます。苦手な人は気を付けてください。

 

4. 駐車場について

車で来る方向けの説明になります。近隣にある隣接駐車場、富士山パーキング、臨時駐車場の3つについて説明します。

①隣接駐車場 1回1500円

その名の通り会場の隣に設置された駐車場です。3つの中で最も小さいため停めるのは厳しいですが、非常に利便性がよいためおすすめです。また、痛車もかなりあって見ている側も楽しいです。

②富士山パーキング 1回1000円

富士山登山者なども利用する駐車場です。会場の裏側に位置し、大体15分くらいあるけば会場や富士急に着きます。非常に大きいものの、登山者の車もあるため開場間近に行くと止められないこともあります。また、臨時駐車場が開いているときに行くと入口の警備員にライブ参加かどうか聞かれます。はいと答えると③の臨時駐車場に飛ばされるため、絶対いいえと答えましょう。(1敗)

③臨時駐車場 無料

驚異の3kmも会場から離れた駐車場です。徒歩1時間弱です。街灯はありません。星空がきれいです。自分の行く道もライトで照らしましょう。利点は空いているのと無料なだけです。別荘やキャンプ場のようなものも近くにあります。楽しそうな人たちの横をひたすら山登りします。まあこっちも楽しいと言えば楽しいですが。

 

5. 実際の移動など

1日目 横浜11時半→八王子13時半→富士急15時 21時→八王子22時→横浜24時半

2日目 横浜9時→八王子10時半→富士急12時 20時半→八王子23時→横浜24時半

 

6. まとめ

ミリオンライブ史上初の屋外ライブとして選ばれたコニファーフォレストですが、大自然に囲まれたまさに屋外という雰囲気のある会場です。万全の態勢でライブに望むために、何か本書が活かせるところがあれば幸いです。自分も頑張ってチケットを取りたいと思っていますので、皆様と現地で会えるのを楽しみにしています。