前回でHARC-PRO SP-2(ステンレス)と
Jha-SP2型(スチール)のセッティングの差はある程度は見えてきました。
メインがF178/R175で濃いか薄いかを見るためにプラグチョップとスコープで焼けの確認を行います。(気温31℃)
リヤバンクはもう少しだけ薄い感じの焼け。
パワーはかなり出てそうなので無鉛PGMなら高回転域が遅角されてるので、これでも良いのかもしれませんが
7000〜8000rpmの引っ掛かりもアクセル開度や繋がりによって出たり出なかったりでイマイチ絞り込めない。
このセッティングだと8000回転で症状が出てる。
4ストとの違いは何と言ってもキャブからピストンに直接行かない訳で…
吸気デバイスと排気デバイスにチャンバーからのリターンまでキャブだけではどうにも解析できない所があって、それがアクセル開度のみでキャブセッティング出来ない理由なんですよ。
元々、ハルクチャンバーに交換した頃の気温は20〜25℃だったのに同じく7000rpmでの引っ掛かりが酷かった。
ある意味ここだけに苦労して迷走してる。
今一度原点に戻る必要があるかな?
上がって正解でしたね。
ある程度回して乗る分には全くと言っても良いほど症状が出ない。
SJ:40
AS:1-1/2
JN:C-2
MJ180-178
あらゆる立ち上がり方を試しながら少し感じたのは7000rpm以下まで落として負荷をかけた状態で立ち上げて行く時に若干症状が出てる。
アクセル全閉を長く続けた後とか…
パーシャルを長く続けた後とか…
スローが濃くて被り気味になるのか?
何にせよキッチリ回して走る分には症状が出ない事は確認できました。
逆にメイン上げたせいか上のパワー感があまり感じられなかった。
ちょっとセッティングパーツ持って山へ上がる必要があるので
ちょうど水曜日のYB社長NSRクロスミッションのテストに便乗して再び上がりました
はっちゃんも上がってきてNSRが3台
これは7千以上はゴボゴボで回らなかったので薄くする方向で合ってます。
SJ:40
AS:1-1/2
JN:B-4
MJ178-175
クリップ位置をB2段で試すと月曜のセッティングからメインは落としてきたからか快調
やはりメインは絶対に合ってますね。
そしてスローとニードル径も絶対に合ってます。
SJ:40
AS:1-1/2
JN:B-2
MJ178-175
ニードルはクリップで濃い方向にもって行くと症状が出る回転数が1000回転ぐらいの範囲で下に落ちてくるのでニードルのテーパー位置に敏感に反応してるのがよく分かります。
ただ昼頃の帰りに少し走らせると少し悪化。
気温も湿度も上がりまくってたからか…
残るはB1段を試してないので次回に。
回して乗る分には見えたセッティングですが
街中などは7000〜8000rpm付近にゆっくり立ち上げることも多くて、ここが気持ちよくないと快適じゃない。
空回しでもタコメーターの針が7500rpmでピョコンと跳ね上がる様は薄い症状の代表なのですが実走行では薄くしていく方が良化する。
そうなるとエアーソレノイドの介入で薄い濃いが瞬間的に発生してしまい
一気に回すとボヤケて、ゆっくり回すとハッキリ出ると考えるのが正解なのか?
なかなか手強いです
もう少しだけ季節が進んだらスロー42も試してみても良いかと思うので
しっかりと決めていきます。