1日だけのなつやすみ | 酒とバラの日々

1日だけのなつやすみ

8月のデキゴトですが、リリースを終えた次の日、

どうしても、逃してしまった今年のナツを少しでも取り戻したくて、

神奈川の漁港を目指し高速に乗りました。


混雑した都内を抜ければ心地よいほど誰もいない有料道路。

そして辿りついた、日本の漁港。

遅い夏を楽しむ人でそこそこ賑わってはいたものの、小さな漁港はなにかノスタルジック。

心は雑誌で見た海外へトリップぎみ。


酒とバラの日々-20090906_2



-ケファロニア島のプライベートビーチ、


 と錯覚してしまうような小さな入り江。

 誰もいなくて、本当にここは日本じゃないみたい。

 日本だけど別世界のような。

 と、思ったら、奥のほうで遊ぶ男性がいて、たまにポチャンと足が出たり顔で出たり、

 なんだか楽しそう。


酒とバラの日々-20090906_4



-シチリアのグラニータ

 

 と勝手に当てはめた漁港のカキ氷。

 レモンの色がハっとするほど眩しくて、

 頭に響くほど甘いシロップと、照りつける晩夏の強い日差しには、頭がくらくらした。


酒とバラの日々-20090906_6




酒とバラの日々-20090906_5



-ナザレの軒下でシエスタ前の読書を楽しむおじさん


 とタイトルをつけた、漁港のおじさん。

 都会にはないようなこの色鮮やかな色彩が、妙にかわいらしく愛らしい。

 ポルトガルのナザレを思い出した。

 全然違うのに、時の流れ方が似ている。

 漁港の時間の流れ方は、万国共通なのかも。



酒とバラの日々-20090906_8



-エーゲ海で出会った白猫


 と、妄想してみた。

 猫のくせに人懐こい。

 驚くほど何度もよってくる。

 撮って撮ってといろんなポーズをとってくる。

 あなた相当の美人ね、(男かもしれないけれど)



酒とバラの日々-20090906_10




酒とバラの日々-20090906_9



後姿が愛おしい。

旅人は、そろそろ去ります。


酒とバラの日々-20090906_7



この漁港でおすすめされて食べたサザエは4個で1000円。

プリプリのサザエで、今まで至上最高の、サザエの壷焼きだったと思う。


寄り道がてら次に目指す町へ。

8月の日差しは、まだナツであることを悠然と象徴するかのように

ギンギンと窓から差込み

思わず窓を開けてみれば

車に入る風は潮の匂い。


なんとか今年の夏をギリギリのところで味わった気分。