願わくば、トラヴセイロをもうひとつ*10/3
ポルトガルで、エッグタルトと並ぶ、またはそれ以上に美味しかったお菓子。
それがトラヴセイロ。
トラヴセイロ=枕の意味で、その名前の通りに枕型。
これは後で知ったのだけれどシントラの銘菓。
パイ生地の中にアーモンド入りの卵のクリームが挟んであり、表面にはグラニュー糖がまぶされている。
シントラ発-ロカ岬行きのバスの時刻まで少しだけ余裕があったので、駅前の小さなお店で買ったもの。
飲み物とトラヴセイロを買って、しばし休憩。
特に期待をしていたわけでもなく、小腹を満たすために買ったのだけれど
そのあまりの美味しさに仰天。
これ、本当にもう一度食べてみたい。
願いが叶うのならば、ふたたびトラヴセイロを。
これはポルトガルに置いてきた、私の小さな夢。
表面のグラニュー糖、サクサクのパイ生地、そして中のクリームが天才的に美味しい!
甘いクリームが旅の疲れを癒してくれる。
ペロリと平らげてしまい、あと2つほど購入したかったのだけど
残念ながらバスがきてしまって断念。
シントラ駅の周りには、こんな素敵な建物と満開の紫陽花が。
ちなみにシントラ駅の外観はこんな感じ。
今まで見てきたポルトガルの風景とはちょっと違う。
さすがに王家の避暑地だけあって、小綺麗で洗練されている。
そしてどことなくかわいらしい。
これもシントラ駅の近くにて。
なんだろう?休憩所?
立派な建造物が無造作に解放されているあたり、ポルトガルらしくて私は好き。
もう少し時間があったら、シントラ駅近辺のカフェでゆっくりお茶したり買い物したりしたかった。
なぜならこの辺りには可愛らしいカフェやお土産もの屋さんが沢山ありそうだったから。
残念ながら今回はロカ岬をコースに入れていたため、シントラでゆっくりすることはできなかったが
もし次回、訪れることがあったら、カフェでゆっくりお茶をして、
お腹いっぱいになるまでトラヴセイロを食べるのだ。
名残惜しく、後ろ髪をひかれる思いでわたしたちはロカ岬行きのバスに乗り込んだ。
次に目指すのは、今回の旅の裏目的でもある「ここに地果て、海始まる」の地、ロカ岬。
いよいよ地の果てが近づいている。
名残惜しさと次の地への期待。
旅はいつも、2つの思いの狭間に立たされる。
さよならシントラ、また会う日まで。



