不思議珈琲店 | 酒とバラの日々

不思議珈琲店

連休中、大学の友達が、行きつけの喫茶店に連れて行ってくれました。

渋谷の駅から少し離れたところにひっそり佇む珈琲屋さん。

目立たないところにあるというのに、店内はほぼ満席。

店内の不思議な温かい空間に足を踏み入れて、人気のある理由もわかったのですが

店の調度品や雰囲気だけではなく、珈琲の味が人気の秘訣だと思います。

が、それにプラスして楽しみなことが。


20081103_8


それは珈琲カップ。

周りを見渡してもみんなそれぞれ個性的で素敵なカップで珈琲を楽しんでいて

それぞれが全く異なる形状や模様、そして色。


ちなみに長野出身の友達、かれこれ何回も仕事帰りにこのお店を利用しているようですが

沢山あるカップのうち、なぜかかなりの確率で、りんごのカップが出てくるのだそう。

長野といえばりんご。

彼女の後ろに長野の風景が見えたのでしょうか、マスター。

そんな話を聞いて、わたしも行ってみたい!どんなカップが出てくるのか試してみたい!

と連れてきてもらった次第です。


注文すると、一杯一杯豆から挽いてくれる模様で、

カウンターからは離れたテーブルに座っていましたが、そのマスターの手さばきを見ているだけでも

楽しいものです。


そして私にセレクトしてくれたカップはこちら。

なんと素敵な!ポルトガルのアズレージョのよう!

きっとわたしの後ろにポルトガルの風景が見えたに違いない!

とうっとりしながらよくよく眺めると…、


葡萄…。


20081103_9


うそ、ヤマナシ!

うっとりしたのも束の間、素敵なこのカップ&ソーサー、

葡萄柄でした。

つまりは長野出身の友達がりんごだったのと同様

山梨出身(うまれは東京・・・か細い声だけど)のわたしは葡萄だったわけで

わたしの背後に見えたのはポルトガルではなく広大な盆地の葡萄畑だったに違いないわけで

ここのマスター、ほんとうに人を見る目があるのかもしれない。

おろおろ。


きっと水戸に住む友達は納豆柄で、小田原出身の会社の新人ちゃんは干物柄で

神戸出身の会社の先輩は神戸牛柄で、とモワモワと想像は膨らんだのですが

実際のところ、どれもロイヤルな雰囲気を醸し出す、イギリスの食器ばかりでした。


ちなみにこの日の友達のカップはなぜかミレニアム記念カップで

ビートルズやら太陽やらが描かれた、それはそれは賑やかな柄で

それはそれで意味深なのでした。

友達は、旅に出るべきか、とか、イギリスに行くべきか、とかぶつぶつ唱えておりました。


それにしても一杯800円のこのお店自慢のブレンドはとても美味しく

ストレートで飲むと味わい深くて、アロマにうっとり。

まああまり詳しいことはわからない私ですが、一緒に頼んだシフォンケーキとクリームも

幸せなお味だったわけで

この空間とこの味を楽しむことができるのなら、この値段も決して高くはないかなと

納得できる幸せ時間でした。


さてさてちなみに、以前別のお友達と呑んだ帰りに、

酔い覚ましに寄った珈琲屋さんも、こんな感じのお店で

一人ひとり違ったカップを出してくれるのですが

その日のわたしのカップはこんな柄。


20081103_2


こちらもとても素敵。

うっとりしたので昔写真を撮っていました。

こちらのお店は全体的にフランス系の食器が多かったような記憶があります。

フランスとイギリス、どちらのお店にいっても楽しいです。


どちらにせよ、私が出されるカップは似た形状です。

わたしのイメージはこんな形なのでしょうか。


次はどんなカップが出てくるんだろう。

楽しみなので少したったらまたどちらかのお店に足を運ぼうかと。

不思議珈琲店巡りが趣味になりそうなたいぞうです。