ハナウマベイのブルー
今でも脳裏に焼きついているのは、ハナウマベイの水色の海。
特に楽しみにしていた場所の1つ。
これまで行った湾の中で、1番好きな場所、サンゴ礁の綺麗な入り江。
ここで過ごした時間は、本当に贅沢な時間だった。
今でも忘れられない。
自然が生み出したブルーの世界。
もともとはクレーター(火口)であったものが、片側が沈降して入り江となったのだそう。
正式名称はハナウマ湾自然保護区というだけあって、
自然保護に関する厳しい規則が設けられている、守られた海洋公園。
この海と、この空。
そして入り江を囲む山。
タイムスリップして太古の時代にきてしまったかのような印象をうけた。
ハワイはそんな場所が多い。
もうこれだけでじゅうぶんだった。
とても美しかった。
写真さえあれば、それでいいと思う。
わたしの言葉なんて、いらないと思ってしまう。
ここで過ごした数時間、なんて贅沢な時間だったんだろう。
なによりも、砂浜での睡眠は本当に贅沢だった。
タグさんもわたしも、同意見だったもの。
ハワイの海は、(ここだけではなく)なぜか潮臭さというものがない。
ただただハワイの風を感じて、おだやかな波の音にうっとりとして
目の前に飛び込んでくる空の青と海の青とで、自分の中身までブルーになってしまったかのような心地よさ。
そう!風だ!
風が違うんだ!
照りつける日差しは強いけれど、このハワイの風が心地よい。
ハナウマベイは、特にそれを感じる場所だった。
本当に行きたい場所だったのに、自分のカメラをホテルに置いてきたことに気付いて
絶望のどん底になったりもしたけれど。
タグさんに「どんな言葉をかけてよいのやらわかりません」と言わせるほどに、わたしは落胆したのだけれど。
でも、タグさんの高性能カメラがあったおかげで、こうして目に焼き付けるだけでなく、
写真にも残すことができた。
タグさん本当にありがとう。
わたしたちは、ハナウマベイの美しさに、夢中になってカメラにその姿を焼き付けた。
それはもうカメラ小僧のように夢中になって(笑)
記憶から薄れていくたびに、この写真を見るんだ。
そしてあの穏やかで本当に綺麗なブルーを思い出すんだ。
わたしたちは午前いっぱいこの場所を満喫して、去ることとしたけれど
帰り道、坂を登りながらも何度も振り返っては見える限りのハナウマベイの世界を写真におさめた。
そういえば、この海洋公園にはこんな小動物がたくさんいてとてもかわいかった。
なんの動物なのだろう?
こんな場所に住んでいて、彼らは何を思っているんだろうな。
羨ましい限りだ。
この世の楽園、とか天国のビーチ、とかそういう言葉はあまり相応しくなく
どちらかというと山や木々なんかも含めて、自然をどっしりと感じる色彩の濃い場所、という感じだろうか。
展望できる場所から改めてこの入り江を眺めていると
人間なんかは本当に小さく見えて、ただ自然だけを見ている気分になる。
この場所は、遥か大昔から、変わらずこんな様相だったのだろうか。
海も空も風も日差しも、この波の音も、
はじめてこの場所を訪れたわたしにとっては何かカルチャーショックだったのかも。
同じ地球にこんな場所があるなんて、
単純なわたしはそれに驚いた。
本当は、行ってみたいレストランなどもあったのだけれど
海で泳いで木陰でお昼寝して、あまりにもお腹がすいてしまい我慢できず。
なんの期待もできないハナウマベイ敷地内にある売店で、ハンバーガーを注文。
全くと言っていいほど、期待なんてしていなかったのに
このハンバーガー、なぜかとっても美味しかった。
お腹がすいていたから、ということもあると思うけど
お肉もスパイシーで、そしてその上に載ったマウイオニオンのフライ。
添えられた野菜スティック。
あーあ、もうやんなっちゃうぐらい
すごくシンプルで、ただただ美味しくて
あーあもう、なんなんだろうな、とわけのわからない嬉しい感想を抱きつつ
むしゃらにほうばったハンバーガー。
地球は上からみたら、青いのだ。
ふだんビル群に囲まれていきていると、通勤電車に乗っていると
そんなことさえ忘れてしまうけれど
ここにきて、この景色をみていたら、地球は青いんだなと、当たり前のように思えた。
この地球を大事にしなきゃいけないなと
そんな当たり前のことも、すっと思えた。
美しすぎて危うくさえ感じてしまうから
こんな美しい海、絶対に守らなければいけない。
ハワイはやはり、自然を感じることができる場所。
ハナウマベイを去るのはお昼の1時過ぎだったように記憶しているけれど
この時間帯になるとさらに天気はよくなり、空の青さも際立っていた。
何気ない場所の緑と空のコントラストはまたしても、わたしたち2人に写真を撮らせていた。
そんな時間も、楽しかったな。
荷物を整理してわたしたちは車をおいて、また新たな場所へと出発した。
目指すはココヘッドクレーター。
インフィニティーくん、折角レンタルしたのにごめんね。
わたしたちはまだまだこの場所を満喫するのだよ。
というわけで、あまりレンタカーを借りた意味もなくわたしたちは歩き出す。
ちなみにハナウマベイ、駐車料金は1日で$1です。
日本では考えられない金額には少し驚いた。
ハナウマベイ補足
9時ぐらいに行くと、駐車場が満車になっている可能性があるので
8時までには入場していたほうがよいとのこと。
1日に入れる入場者数も決まっているので早め早めの行動がよいみたいです。
全米ナンバーワンビーチにも選ばれたことがあったり、
ハワイ出身の方もおすすめの場所としてあげていたりすることから


















