東京 | 酒とバラの日々

東京

この1ヶ月と1週間。

世間はオリンピックで盛り上がり、ハリーポッター最終章がでて

高校野球がはじまって、お盆休みで通勤電車がすいていて。


そんな夏真っ盛りのなか、

わたしは社会人としてとても貴重な経験をまたひとつできたような気がしています。

なんて、会社に提出する感想文みたいなんだけど(違うけど)

ある意味本当に個人的感想なので、まあスルーしちゃってください。


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色々な会社の方との出会いが沢山ありまして、

普段一緒に仕事をする機会のないような会社の方々と一緒に研修を受けるのはとても楽しく

まるで同じ会社のように沢山のコミュニケーションをとることができて、

そうそう違う業務の人たちとも最後のほうには一緒にチームを組んで演習だったから

さらに出会いが広がっていって、なんだかすごいことだなあと感心しつつも

そんな余裕もなく試験対策。

最後はA社、B社、C社、D社、E社ぐらいで集まって、資格試験の過去問についてわからないところをみんなで話し合って、たまたま当たりがよかったのかな、ああでもないこうでもないとみんなで一生懸命考えるのはとても素敵な時間だった。


ただし、もう2度と受けたくない!大変だから(笑)


資格試験に落ちたらどうしよう、もう会社に戻れないという精神的圧迫、

電車の中では過去問をとき、家に帰ってきたら熱い火と戦いながら夕飯を作り

そしてまた勉強。疲れて寝る。

今思い出してもおぞましい、だから複雑な気分。


最近本当に思うのですが、

まるでこれまでせき止められていた何かがどっと決壊したように

どっと訪れているのです、沢山の出会いが。

これはなんなのでしょう。

やはりあの不思議なブレスの力か(笑)

(これを言ったら友達が噴き出しそうだ。)


とにかく色々な方々に本当にお世話になりました。

前半は女性のベテランの方、後半は男性のベテランの方、

たまたまなのか何なのか、ペアを組む方々がみんないい人で

だから研修だけど楽しめたのかな。

(いや、でも辛いんだけど)


今日はみんなでひとつの部屋で試験を受けつつ

なんというか一体感みたいなものがあり

部屋を出るとお互いに合格を讃えあって、いやあ涙出そうだった。

ずっと一緒に過ごしていた2人と一緒に新丸ビルへ。

ビールで乾杯。笑顔が絶えない。

ボタンを押した瞬間に合格か否かがわかるので

もう手が震えて、恐ろしさと緊張感といろんなものが襲ってきて、なかなか押せなかった。

合格して部屋を出ても、手の震えがとまらなくて、ああ追い詰められていたんだなあと。


徐々にいろんな人が出てきて、一人だけかなり早く終えて出て行った若い男の子が駆け寄ってきて

どうでしたー??と聞くものだから、いやいやあなた早すぎだよと言ったら

いやー実は猛烈にトイレに行きたくなって、みたいな理由だったことがわかり

かなり笑えました。しかも受かっているところがすごい。

さすがエリート。でも合格点ギリギリ。

ディズニーランド好きな彼は、経歴的にはかなりのエリート君なんだけど

そんなエリート君たちも、話してみればちょっと抜けていたり気さくだったりと

(たまたま当たりがよかっただけ?)意外な一面を見せてくれて

そのうえこんな私でも彼らに向けて役立つ何かを少しだけでもすることができたので

最後にありがとうございましたと言われたときは

感動、とか大げさなものじゃなくて普通に嬉しかった。


超高層階から見える東京のビル群はとても小さく、模型のようで、

そこには人間がいることなんて感じられないけれど

実際にはあのビルひとつひとつに、こんな彼らがいるんだなと思うと

何か東京も捨てたもんじゃないなあと。


年上も年下も、あの会社もこの会社も

とにかくいろんな人がいたのです。

そんな夢のような、つらくてどこかいい時間は終わり

試験合格に酔いしれながらも来週からはいよいよ本格的に仕事に戻ります。


わたしにとってこの夏は、ほんとうに貴重な時間になったみたい。

いままでのいろんな仕事のことが、何かはじめて肯定されたような気分ですが

私ぐらいの年齢というのはちょうどそんな時期なのかもしれないですね。


最後に、ずっと隣りの席でお世話になりっぱなしだった年上女性とお別れするときに

さっと手を差し出してくれたことが、握手してくれたことが、なんだか眩しい思い出で

あの握手のぬくもりとがっつりと握り締めた感じが忘れられない。

ついていきます!と言いたい人だった。


いつか友達とカフェをひらくことを夢見て一生懸命お金を稼ぐために働く女性や

弓道が大好きな逃げないかっこいい女性や

胸板厚い、男気たっぷりの面倒見がいい男性や

意外と気さくでおちゃめなかわいらしいエリート君や

童顔なんだけど頼りがいあるしっかり男性やらやら

もう会うことはないのかな、ないんだろうな、

でもそう思っていると会うこともあるから、またどこかで会えるかもな。


とにかく逃げない彼ら彼女らは素敵。


で、わたしはなんだろうー、と思うとやはりしがない主婦なわけで

ぜんぜん仕事バリバリ系でもないし、特に頭もいいわけでもないし、

なのに神様?はなんでこれだけ沢山の頑張りやさんを私と引き合わせるんだろうなあ。

わたしは何を求められているんだろうなあ。


将来カフェを開くことを目標としている彼女が

今までのお礼にとくれたシフォンケーキ。

ふっくらふくらんで綺麗に包まれたそれは食べるのがもったいない。

彼女は再来週から大阪でしばらくお仕事だそうで

頑張るなあ、偉いなあと感心しながらじーんとした思いで見てしまいます。


連日連夜の寝不足に、もう頭がくらくらしていてそろそろ限界が近く、

実は家まで帰ってくるのもやっとの思いだったもので

(いやそれはこの真夏日に国際免許を取りに行ったからというのもあるのだけど)

そろそろ眠ろうかと。
でも疲れすぎて色々なことがありすぎて、なんだか頭が変に冴えていて眠れないかも。


頭がガンガン言ってます。

オヤスミナサイ。

世の中、捨てたもんじゃないです、

そう思った今日、8月15日です。